宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2011/ 6/ 7 21:17 更新 M2.5の中規模フレアが発生し、CMEが激しく噴出しています。 担当 篠原 7日15時(世界時7日6時)に、太陽の南西にある1226黒点群で、 M2.5の中規模フレアが発生しました。 フレアとしては、特に大きな現象ではないのですが、 たいへん華々しくCME(太陽ガスの放出現象)を起こしています。 その様子を速報として紹介します。 ガスが噴き上がる様子は、 SDO衛星のAIA193とAIA304の両方で良く写っています。 AIA193の拡大写真を見ると、 ダークフィラメントの様な暗いプラズマの橋が フレアが発生する明るい領域をまたいでいます。 ちょうどそこでフレアが発生したので、 この様な豪快なCMEになったのでしょうか。 (この文章は、私の個人的な感想です。 この現象の正確な分析は、太陽研究者の見解を参照してください) SDO衛星に続いて、SOHO衛星のLASCO C2、C3カメラでも、 激しいCMEの様子が撮影されています。 残念なことに、ちょうどデータが途切れていて、 太陽から噴きだした頃の写真はありませんでした。 太陽の可視光写真も見て下さい。 1226黒点群は、かすれて消えてしまいそうな姿でしかありません。 この現象に伴って、太陽放射線も増加しています。 既に10の線を超えていて、警戒レベルに達しています。 SDO衛星のAIA193カメラによる、M2.5のフレアの様子。フレアの後にコロナのガスが噴出する様子が見えている。 (c) SDO (NASA)、動画加工 : 宇宙天気ニュース SDO衛星のAIA304カメラによる、M2.5のフレアの様子。コロナのガスが激しく噴き上がっている。 (c) SDO (NASA)、動画加工 : 宇宙天気ニュース SOHO LASCO C2、C3カメラによる、CMEの様子。 (c) SOHO (ESA & NASA)、動画加工 : 宇宙天気ニュース SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽放射線データ (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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