宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2011/ 6/ 4 14:36 更新 太陽風は低速になっています。明日以降、CMEによる太陽風の乱れが始まりそうです。 担当 篠原 太陽風の速度は、400km/秒を割り、 360km/秒と低速状態に入っています。 磁場強度も、3nTと弱くなっています。 コロナホールの影響は来なかったようです。 すると、次の注目は6月1日と2日に発生したCME(太陽ガスの放出現象)の到来です。 明日、明後日くらいに、地球に到達するのではないかと思います。 太陽風の速度はあまり高まらないだろうと思います。 それよりも、磁場強度の大きな強まりがやって来る可能性があります。 その時、磁場の南北成分が大きく南を向くと、 磁気圏にエネルギーが大きく流れ込み、活発なオーロラや磁気嵐を起こします。 ACEの図の白線(磁場強度)と赤線(磁場の南北成分)に注目してください。 現在の磁気圏は静穏です。 AE指数はずっと太いグラフが出ていますが、これはデータの問題でしょう。 放射線帯の高エネルギー電子は、10,000に達する高いレベルを保っています。 こちらは、磁気圏活動が静かになるとゆっくりとしか減少しません。 注意が必要な状態が続きます。 太陽では、C2.5、C1.6の小規模フレアを、 南半球の1226黒点群が起こしています。 目立った活動はこのくらいで、全体的には太陽は静かな印象です。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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