宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2011/ 6/ 3 11:55 更新 太陽風の速度がは400km/秒に下がりました。再び高速風が到来する可能性があります。 担当 篠原 太陽風の速度は、400km/秒と平均的なレベルに下がりました。 磁場強度は、4〜5nTとこちらも平均的な強さです。 ただ、磁場の南北成分はずっと南寄りになっています。 この影響で、AE指数は300nTほどですが、ずっと高まった状態になっています。 大きくはありませんが、太陽風から磁気圏へ ずっとエネルギーが流れ続けていたと考えられます。 地球は、高速太陽風の領域を抜け出しましたが、 続いて、次の高速風領域に入って行くかもしれません。 それは、SDO AIA193の太陽コロナ写真の太陽の北側に広がっている コロナホールの影響です。 現在の太陽風にはその気配はありませんが、 これから明日にかけて、ACEの変化に注目してください。 今回のコロナホールは緯度が高めなので、 あまり強い風にはならない可能性もあります。 また、5〜6日には、昨日報告したCMEの影響もやって来るでしょう。 これからしばらく、オーロラの活動が楽しみです。 放射線帯の高エネルギー電子は、今日も10,000のレベルに達しました。 昨日からむしろ増加していて、高いレベルを保っています。 太陽では、Cクラスのフレアがまとまった様に発生しています。 最高はC3.7で、その前後にC1〜C2の小規模フレアが続いています。 X線のグラフではひとかたまりの山のようになっています。 このフレアに伴って、CMEも発生しています。 フレアとCMEの様子をそれぞれ動画にしていますが、 昨日掲載した動画と似た仕上がりになってしまいました。 ただし、STEREOはBehindを使っているので、地球は写真の右側にあります。 今回のCMEも、太陽の中心付近で発生しているので、 太陽風の乱れは地球へやって来るでしょう。 SDO衛星のAIA193カメラによる、1226、1227黒点群付近のCクラスフレア。 (c) SDO (NASA)、動画加工 : 宇宙天気ニュース C3.7フレアに続いて発生したCME。SOHO LASCO C3とSTEREO behind COR2による。 (c) SOHO (ESA & NASA)、STEREO (NASA)、動画加工 : 宇宙天気ニュース SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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