宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by KNCT |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2010/12/28 11:56 更新 太陽風の速度は340km/秒に下がり、低速状態です。SOHOの写真が更新されています。 担当 篠原 穏やかな宇宙天気が続いています。 太陽風の速度はもう一段低下し、昨夜のうちに340km/秒まで下がりました。 磁気圏も静穏で、AE指数はほとんど変化していません。 ACEのグラフの後半で、密度(橙色線)が少し増加し、 磁場強度がほんの少しですが、4nTから5nTヘ増えています。 もしかすると、南半球の小さなコロナホールの影響が、 遅れ気味にやって来るのかもしれません。 その場合も、速度の変化は小幅に留まるでしょう。 SOHO EIT195の太陽コロナ写真が更新されています。 特にコロナホールなどは見られず、穏やかな太陽風がしばらく続きそうです。 昨日も紹介した、STEREO Behindの細長いコロナホールは(今日1枚目の写真)、 このSOHOの写真でも、左端にかすかに見えています。 もう少し中央に回ってくると目立つようになるでしょう。 太陽には、中央の北半球側に黒点が見えています。 1138黒点群だとのことです。 昨日までの1137黒点群は、このすぐ左上にありました。 EIT195では、明るい光が残っています。 X線グラフでは、B1にやっと届く程度の小さな変化が発生しています。 新しく現れた1138黒点群が起こしています。 現時点では規模は小さく、今後更に発達するかどうかです。 STEREO Behind EUVI195による、東側の太陽コロナ。 (c) STEREO (NASA) SOHO衛星のEIT195カメラによる太陽コロナの様子 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |