宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (10:32)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏内がやや活動的になっています。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/27 --- ---
12/26 --- ---
12/25 --- ---

黒点 12/27 (NOAA)
磁場 フレア
1136 2 β ---
1137 6 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
10:26 382 -1.6
-2 h 404 -4.1
-4 h 382 -0.2
-6 h 384 +1.0
-8 h 378 +0.5
-10 h 388 +1.3
-12 h 396 +0.3

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
09:59 -11 -33/ 4
-2 h -4 -31/ 9
-4 h -3 -27/ 4
-6 h -3 -30/ 5
-8 h -3 -28/ 3
-10 h -4 -31/ 4
-12 h -3 -28/ 4

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 3x10^1
12/27 0.3 4x10^1
12/26 0.4 1x10^2
12/25 0.4 1x10^2
12/24 0.3 9x10^1
12/23 0.4 7x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点群番号 (SOHO)
SDO黒点動画 (SDO)
太陽X線 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
EIT195 (SOHO)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
昭和基地磁場 (NICT)
オーロラ帯 (CARISMA)
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TromsoLongyear...
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの全リスト)
2010/12/22 12:16 太陽風は低速風になりました。小さい黒点が発生しています。
2010/12/23 09:30 太陽風は速度300km/秒へ下がりました。太陽も静穏です。
2010/12/24 13:45 300km/秒台前半の低速太陽風が続いています。太陽も静穏です。
2010/12/25 10:23 太陽は夏の天の川を通過中です。低速の穏やかな太陽風が続いています。
2010/12/26 08:12 太陽風は平均的な速度に上がっています。小さなコロナホールの影響と思われます。
最新のニュース

2010/12/27 10:32 更新
太陽風はやや速度が下がり380km/秒です。もうしばらくコロナホールの影響が残るかもしれません。

担当 篠原

太陽風の速度は少し下がって、380km/秒となりました。
磁場強度は5〜6nTと平均的な強度を保っています。

このまま低速風へ下がっていくのか、
あるいは、コロナホールの影響がもうしばらく残って、
400km/秒台の速度になるのか、
どちらにしても、これから1週間近くは基本的には穏やかな太陽風が続くでしょう。

磁気圏のオーロラ活動も低調で、AE指数は全く変化していません。


STEREOのデータが更新されていたので、
AheadとBehindの太陽コロナ写真EUVI195を掲載します。
地球を中心に考えると、Aheadは太陽を右横から、Behindは左横から眺めています。

先にAheadを見ると、地球から見て太陽の西半分には小さなコロナホールが点在するだけです。
ここしばらく続いている穏やかな太陽風そのままを表しています。

一方、Behindによると、太陽の東半分には太陽の裏側近くにかけて
大きくコロナホールが広がっています。
これから6日ほど経つと、右端の細長いコロナホールの影響が地球へやって来るかもしれません。
そのまま小規模の影響が5日程度続いて、やがて、コロナホールの広い部分の影響が始まります。
今日から数えると10〜12日後くらいではないでしょうか。
新年のお休みには少し遅れそうですが、2011年最初の活発なオーロラ活動になるかもしれません。


太陽には、中心付近に1137黒点群と、西の端に1136黒点群があるようです。
Solarmonitor.orgのページから、こちらの画像をご覧ください。

X線のグラフに変動はなく、太陽の活動も静穏です。



STEREO Ahead EUVI195による、西側の太陽コロナ。
(c) STEREO (NASA)


STEREO Behind EUVI195による、東側の太陽コロナ。
(c) STEREO (NASA)


ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。