宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2010/11/ 9 11:48 更新 太陽のフレア活動は穏やかになっています。太陽風の速度はやや上昇しましたが、低速風が続いています。 担当 篠原 1121黒点群のフレア活動は、一段落となっています。 昨日の朝以降、X線のデータはレベルがやや下がり、フレアの変化はなくなっています。 このまま弱まっていくのか、一休みの後、再び活動を強めるのか、 もうしばらく注目してください。 太陽では、中心からやや北西(右上)側にも、小さな1122黒点群が見えています。 こちらも特に活動はしていません。 太陽風は、昨夜、8日21時(世界時8日12時)頃から、速度がやや上昇し、 それまでの280km/秒とかなり遅い状態から、 370km/秒とやや遅めという速度に変わりました。 それに先立って、磁場強度も一時的に10nTを超えるほどにまで強まっています。 磁場強度は、速度が上昇するとともに下がり始め、現在は7nT程度に下がっています。 太陽風の変動の影響で、磁気圏でも小規模のオーロラ活動が発生しています。 AE指数のグラフでは、 図の中ほどに300nT程の変化が数時間にわたって観測されています。 今回の太陽風の変化は小規模で、 この後も基本的には低速の穏やかな状態が続くと思われます。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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