宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (09:32)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
10/31 --- ---
10/30 --- ---
10/29 --- ---

黒点 10/30 (NOAA)
磁場 フレア
1117 14 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
06:14 387 +1.0
-2 h 388 +1.2
-4 h 387 +1.6
-6 h 401 -2.3
-8 h 385 +0.9
-10 h 393 +0.3
-12 h - -

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
07:29 - -11/ 5
-2 h -13 -12/ 3
-4 h -13 -9/ 7
-6 h -14 -14/ 8
-8 h -15 -15/ 6
-10 h -13 -14/ 4
-12 h -13 -20/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 3x10^3
10/31 0.3 4x10^3
10/30 0.4 3x10^3
10/29 0.4 3x10^3
10/28 0.4 5x10^3
10/27 0.4 1x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点群番号 (SOHO)
SDO黒点動画 (SDO)
太陽X線 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
EIT195 (SOHO)
AIA193動画 (SDO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
昭和基地磁場 (NICT)
オーロラ帯 (CARISMA)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
Alaskaカメラ (SALMON)

情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの全リスト)
2010/10/26 12:22 1117黒点群が大きくなっています。600km/秒台の高速太陽風が続いています。
2010/10/27 12:31 太陽風の速度は550km/秒に下がり、後半に入っています。太陽活動は現在は穏やかです。
2010/10/28 10:40 太陽風の速度は480km/秒に下がり、高速風は終わりつつあります。
2010/10/29 10:01 太陽風は平均的な速度に戻りました。太陽も穏やかです。
2010/10/30 07:57 太陽風は平均的な速度で安定し、磁気圏は静穏です。
最新のニュース

2010/10/31 09:32 更新
太陽風は平均的な速度に上がっています。太陽に1120黒点群が現われました。

担当 篠原

昨夕、30日18時(世界時30日8時)頃より、太陽風の様子が少し変わり、
速度は300km/秒台中程から400km/秒へ、
磁場強度は3nTから5nTへ、それぞれ高まっています。
太陽風としては、どちらも平均的な値に回復した程度の変化です。

磁気圏は静穏で、AE指数はほとんど変化が見られません。


太陽風の小幅の変化は、
太陽コロナの南半球側に見えていた細長いコロナホールの影響が、
届いているのかもしれません。
もうしばらく注目する必要があります。

太陽風の速度は、コロナホールの影響がこれから来るのであれば、
もう一段高まる可能性があります。

一方、SDO AIA193の太陽コロナ写真を見ると、
今度は北半球側に小さくまとまったコロナホールが見えます。
3日後くらいに、こちらの影響も短期間やって来る可能性があります。

これらを除くと、当分の間、速度の遅い穏やかな太陽風が続くと思われます。


太陽では、1117黒点群が西の端に近づいています。
そして、そのちょうど反対側の東端から新しい黒点が現われました。
1120黒点群と番号が付いています。

昨日は、この2つの黒点群で、Bクラスの小さなフレアが発生しています。
全体的には、太陽の活動は穏やかです。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SOHO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SOHO (ESA & NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。