宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (07:57)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
10/30 --- ---
10/29 --- ---
10/28 01:58 C1.3

黒点 10/29 (NOAA)
磁場 フレア
1117 17 β C1

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
07:44 377 +0.6
-2 h 373 +0.0
-4 h 374 +0.1
-6 h 382 +0.8
-8 h 382 +0.0
-10 h 373 -2.0
-12 h 392 +1.9

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
04:59 -14 -24/ 5
-2 h -14 -21/ 4
-4 h -14 -24/ 5
-6 h -15 -27/ 4
-8 h -14 -25/ 5
-10 h -12 -30/ 9
-12 h -12 -46/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^3
10/30 0.4 2x10^3
10/29 0.4 3x10^3
10/28 0.4 5x10^3
10/27 0.4 1x10^4
10/26 0.3 1x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点群番号 (SOHO)
SDO黒点動画 (SDO)
太陽X線 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
EIT195 (SOHO)
AIA193動画 (SDO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
昭和基地磁場 (NICT)
オーロラ帯 (CARISMA)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
Alaskaカメラ (SALMON)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
宇宙環境計測グループ
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの全リスト)
2010/10/25 11:07 600km/秒台の高速太陽風が続いています。オーロラも活発です。
2010/10/26 12:22 1117黒点群が大きくなっています。600km/秒台の高速太陽風が続いています。
2010/10/27 12:31 太陽風の速度は550km/秒に下がり、後半に入っています。太陽活動は現在は穏やかです。
2010/10/28 10:40 太陽風の速度は480km/秒に下がり、高速風は終わりつつあります。
2010/10/29 10:01 太陽風は平均的な速度に戻りました。太陽も穏やかです。
最新のニュース

2010/10/30 07:57 更新
太陽風は平均的な速度で安定し、磁気圏は静穏です。

担当 篠原

太陽風の速度は、420km/秒から380km/秒へやや下がりましたが、
平均的な速度で安定しています。
磁場強度は、3nTとやや弱い値を保っています。

磁気圏も静穏で、オーロラの活動度を示すAE指数は、
小さな変動が1回発生した程度です。
ACEのデータに戻ると、このAE指数の変動にやや先行して、
磁場の南北成分(ACEの赤線)が南向き(マイナス方向)になっています。
この影響で発生したのでしょう。


今日は、SDOの小さいAIA193写真を掲載しています。
ちょっと見にくいですが、南半球側のコロナホールは次第に西側に進行し、
もう1日ほどで地球への影響が始まる目安の位置に達しそうです。

それまでは、現在の穏やかな太陽風が続くと思われます。


放射線帯の高エネルギー電子は、2000ほどのレベルで安定しています。


太陽の可視光写真も、今日はSDOの小さい写真です。
1117黒点群は、特に変化は見られません。

X線グラフを見ると、1117黒点群はBクラスの小さな変化を度々起こしているようです。
昨日よりも頻度が少し上がっていますが、
さらに活動が高まるのかどうか注目してください。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)


SDO衛星による太陽の可視光写真
(c) SDO (NASA)


ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。