宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2010/10/11 14:48 更新 太陽風は低速ですが、CMEの影響が来つつあるかもしれません。 担当 篠原 太陽風に変化が発生しています。 プラズマの密度が、1個/cm^3から40個/cm^3へ増えています。 磁場強度も8nTへ強まり、速度は320km/秒から360km/秒へと小幅の上昇を示しています。 6日に発生したCMEの影響が到来しつつあるのかもしれません。 5日ほど経過していますから、速度が大きく上がることはないでしょう。 それでも、磁場強度が更に強まって、南北成分が南を大きく向くようになると、 オーロラの活動が活発化することが予想されます。 大きな乱れにはならないですが、オーロラの観望にはチャンスでしょう。 この後のACEのデータに注目してください。 ここまでの磁気圏活動は、概ね静穏です。 AE指数は、300nTほどの小規模の活動が見られる程度です。 太陽では、11日1時(世界時10日16時頃)に、 太陽の南東部、1112黒点群の少し北側でフィラメントの噴出が発生しました。 それによるCME(太陽ガスの放出現象)がSTEREO Aheadで観測されています。 地球に対して斜め方向の噴出なので、大きな影響は来ないでしょう。 太陽は、1112黒点群の小さな黒点が見えるだけです。 1112群はB5.5などの小さなフレアを起こしていますが、 特に活発化している様子は見られません。 基本的には穏やかに推移するでしょう。 STEREO Aheadによる、CMEの様子。 (c) STEREO (NASA)、動画加工 : 宇宙天気ニュース SOHO衛星のEIT195カメラによる太陽コロナの様子 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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