宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (09:08)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
6/27 --- ---
6/26 --- ---
6/25 --- ---

黒点  6/26 (NOAA)
磁場 フレア
1082 2 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
08:56 442 +3.0
-2 h 418 -0.5
-4 h 432 +0.9
-6 h 428 -0.2
-8 h 441 +1.0
-10 h 446 +0.5
-12 h 457 -0.3

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
09:30 -12 -/ -
-2 h -14 -/ -
-4 h -11 -/ -
-6 h -13 -/ -
-8 h -8 -/ -
-10 h -10 -/ -
-12 h -11 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^1
6/27 0.4 4x10^1
6/26 0.5 8x10^2
6/25 0.5 8x10^2
6/24 0.5 8x10^2
6/23 0.4 1x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期 (NICT)
短期太陽風電子
太陽黒点 (SOHO)
太陽X線 (GOES)
活動領域 (NASA)
EIT284 (SOHO)
EIT195 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
昭和基地 (NICT)
オーロラ帯 (CARISMA)
Alaskaカメラ (SALMON)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
宇宙環境計測グループ
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの全リスト)
2010/ 6/22 08:19 太陽風はやや低速で、磁気圏も穏やかです。1082黒点群は小さくなり始めています。
2010/ 6/23 11:39 太陽風は330km/秒と一段と低速になり、磁気圏も穏やかです。
2010/ 6/24 11:19 太陽風の速度は300km/秒に下がり、かなり低速です。太陽も静かな状態が続いています。
2010/ 6/25 09:22 太陽風の速度は370km/秒に上がっています。明日くらいに高速風がやって来そうです。
2010/ 6/26 12:03 太陽風は低速風が続いています。これからコロナホールによる高速風が始まりそうです。
最新のニュース

2010/ 6/27 09:08 更新
太陽風はやや高速になっています(450km/秒)。速度は、もう一段上昇する可能性があります。

担当 篠原

26日12時(世界時16日3時)頃に、太陽風の速度は450km/秒へ上がりました。
コロナホールによる太陽風の変化がやって来たようですが、
速度の上昇は450km/秒で止まっていて、本格的な高速風とはなっていません。

27日周期の図で前周期の様子を見ると、
前周期(5月30〜31日)は2日ほどかけてゆっくりと速度が高まっていきました。
今回も、これから更に上昇していくのか、あるいはここまでなのか、
この後の変化に注目して下さい。

10nTに強まっていた太陽風の磁場強度は、7nTほどに下がっています。
やや勢いはなくなっている印象です。


磁気圏のオーロラ活動は、ある程度活発化しています。
AE指数では、300〜500nTの小規模の変化が見られています。

ただし、今日も灰色のグラフになっていて、
指数作成に使用しているデータ数が少ない状態です。
このため、オーロラ活動をとらえきれていないようで、
特に図の前半の活動は、本当は2倍程度は大きかったと思われます。


太陽では、東端から新しい黒点が上がってきました。
一方、昨日見えていた小さな黒点は消えています。
X線に特に変化はなく、穏やかな太陽が続いています。



SOHO EIT195による太陽コロナ。
(c) SOHO (ESA & NASA)


SOHOによる太陽可視光写真。
(c) SOHO (ESA & NASA)


ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) NICT
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。