宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2010/ 6/21 09:41 更新 穏やかな太陽風が続いています。太陽も静穏です。 担当 篠原 太陽風の速度は、380km/秒まで下がったところで止まり、 400km/秒を割ったあたりで安定しています。 磁場強度も、3〜4nTと弱めの状態です。 今週末まで、太陽風は穏やかに推移しそうです。 磁気圏も静穏です。 オーロラの活動度を示すAE指数は、全く変化していません。 観測点のいくつかから、リアルタイムでデータが届かない状態が続いているようで、 このところ、グラフの色は灰色ばかりです。 早い回復を願っています。 SOHO EIT195の東半球側に、コロナホールの淡い影が見えてきました。 まだ斜めに見ているためなのか、コロナホールはあまりはっきりしていません。 ここからの高速風は、前周期は600km/秒に達しました。 今回はどの程度の規模になるでしょうか。 26-27日頃の回帰が予想されます。 太陽では、昨日現れた黒点が、もう一段大きくなっています。 しかし、NOAAの発表では新しい番号は付けられておらず、 1082黒点群の一部という扱いなのかもしれません。 X線データに変動はなく、太陽の静かな状態は続いています。 SOHO EIT195による太陽コロナ。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHOによる太陽可視光写真。 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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