宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2010/ 6/18 09:09 更新 520km/秒ほどの高速太陽風が続いています。小さな黒点が出現しました。 担当 篠原 太陽風の速度は、若干下がって、540km/秒から520km/秒付近です。 磁場強度も弱まり始め、5nTを割って、4nT付近に下がりつつあります。 高速風は続いていますが、領域としては後半に入っているようです。 オーロラの活動もある程度続いています。 ただ、今日のAE指数は、データがあまり集まっていないようで、灰色のグラフです。 その中で、800nTの中規模の変化と300nTの小規模の変化が観測されています。 他の観測点もそろうと、他の時間帯にも活動が記録されている可能性があります。 SOHO EIT195では、コロナホールは西の端に移動しています。 そろそろ影響は終わりそうです。 高速風も、明日くらいで落ち着くのではないでしょうか。 この後、太陽風は1週間程度穏やかな状態になりそうです。 そして、来週末、26日くらいに次の高速風がやって来そうです。 27日周期の図の5月30日に見えている変化の回帰です。 発生源のコロナホールは、SOHOではまだ見えていませんが、 STEREO Behindでは確認することができます。 放射線帯高エネルギー電子は、今のところ大きな上昇にはなっていません。 現在は、1000を超えた程度です。 太陽では、中心から北東寄り(左上)に、小さな1082黒点群が出現しています。 昨日、B5の小さなフレアを起こしました。 この後、発達するかどうか注目してください。 SOHO EIT195による太陽コロナ。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHOによる太陽可視光写真。 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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