宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2010/ 6/20 13:51 更新 太陽風は400km/秒と通常の状態に戻りました。また新しく黒点が現われています。 担当 篠原 つい先ほど、20日11時(世界時20日2時)頃に、太陽の東端からCMEが飛び出しました。 その様子を、SOHO衛星LASCO C2の動画で紹介します。 最新の現象なので、途中の画像までしか届いていません。 また、それに先立って、EIT195では、フィラメントの噴出らしき様子が撮影されています。 その様子も、同じ動画の前半に加えています。 とても淡く、一瞬の変化なので、かなり見にくいですが、 赤道をまたいで、北半球から南半球に届く大きな現象だった様です。 STEREO BehindのEUVI195の動画でも、見ることができます。 地球からは真横の現象なので、影響はありません。 太陽風の速度は、昨日より低下を続け、 今朝の段階で400km/秒と平均的な状態に戻りました。 磁場強度も3nTを前後していて、やや弱まった状態です。 このため、磁気圏も静穏です。 AE指数は全く変化していません。 高速風は完全に終わり、太陽風は普通の状態になりました。 これから1週間弱、穏やかな状態が続くでしょう。 太陽では、北半球側の中央付近に、また新しい黒点群が出現しました。 SOHOの写真では、左右に2つ並んで見えますが、 左側は既に出現していた1082黒点群、右が新しく出現した黒点です。 小さいものばかりですが、出現が続いています。 X線の変化は全くなく、フレア活動は静かです。 太陽の東端でフィラメントの噴出が起こり、CMEが発生しました。 (c) SOHO (ESA & NASA)、動画加工 : 宇宙天気ニュース SOHOによる太陽コロナ。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHOによる太陽可視光写真。 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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