宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2010/ 6/15 09:09 更新 太陽風は370km/秒とやや低速になり、磁気圏も静穏です。これから高速風がやって来ると思われます。 担当 篠原 昨日のニュースの直後より、太陽風の速度は370km/秒へ下がり、 そのまま、やや低速の状態を保っています。 磁場強度は3nTと、こちらもやや弱めで安定しています。 プラズマの密度も4個/cm^3ほどで安定していて、今のところ、高速風の気配は見られません。 この後、磁場強度の強まり、プラズマ密度の増加が始まると、高速風の到来です。 磁気圏活動は、穏やかな太陽風を受け、静穏な状態です。 AE指数のグラフは、観測データの数がまだ少ないようで灰色となっていますが、 活動度としてはこの通りでしょう。 SOHO EIT195では、コロナホールが太陽の西半球側に移動し、 高速風到来の目安の位置に達しつつあります。 これから明日にかけて、ACEのデータに注目してください。 太陽では、1081黒点群が西の端に没して、今日の太陽は無黒点となっています。 X線の強度も下がってきて、穏やかです。 SOHO EIT195による太陽コロナ。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHOによる太陽可視光写真。 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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