宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (09:09)
昨日、C1.6の小規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
6/15 --- ---
6/14 09:43 C1.6
6/13 19:45 C1.5
18:37 C1.8
14:18 M1.0

黒点  6/14 (NOAA)
磁場 フレア
1079 4 α M1
1080 4 α C1
1081 8 β C2

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
08:57 370 -0.2
-2 h 368 -1.2
-4 h 369 +1.2
-6 h 366 +1.1
-8 h 365 +0.4
-10 h 369 +1.9
-12 h 369 +2.2

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
07:59 -10 0/ 5
-2 h -9 -4/ 4
-4 h -8 -5/ 3
-6 h -10 -5/ 2
-8 h -7 -5/ 3
-10 h -7 -6/ 4
-12 h -9 -13/ 11

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 1x10^3
6/15 0.4 1x10^3
6/14 0.6 1x10^3
6/13 0.8 2x10^3
6/12 1.3 1x10^3
6/11 0.4 2x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期 (NICT)
短期太陽風電子
太陽黒点 (SOHO)
太陽X線 (GOES)
活動領域 (NASA)
EIT284 (SOHO)
EIT195 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
昭和基地 (NICT)
オーロラ帯 (CARISMA)
Alaskaカメラ (SALMON)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
宇宙環境計測グループ
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの全リスト)
2010/ 6/10 09:39 太陽風は低速風になっています(330km/秒)。1078群が少し活動をしています。
2010/ 6/11 09:19 1079黒点群が発生しています。しかし、太陽は静穏です。太陽風はやや高速になりました。
2010/ 6/12 11:41 M2.0の中規模フレアが発生しました。太陽風は低速で、磁気圏も静穏です。
2010/ 6/13 11:25 1081黒点群はC6のフレアも起こしました。太陽風は330km/秒と低速です。
2010/ 6/14 09:54 1079黒点群が活発化し、M1のフレアが発生しました。太陽風は400km/秒です。
最新のニュース

2010/ 6/15 09:09 更新
太陽風は370km/秒とやや低速になり、磁気圏も静穏です。これから高速風がやって来ると思われます。

担当 篠原

昨日のニュースの直後より、太陽風の速度は370km/秒へ下がり、
そのまま、やや低速の状態を保っています。
磁場強度は3nTと、こちらもやや弱めで安定しています。
プラズマの密度も4個/cm^3ほどで安定していて、今のところ、高速風の気配は見られません。
この後、磁場強度の強まり、プラズマ密度の増加が始まると、高速風の到来です。

磁気圏活動は、穏やかな太陽風を受け、静穏な状態です。
AE指数のグラフは、観測データの数がまだ少ないようで灰色となっていますが、
活動度としてはこの通りでしょう。


SOHO EIT195では、コロナホールが太陽の西半球側に移動し、
高速風到来の目安の位置に達しつつあります。
これから明日にかけて、ACEのデータに注目してください。


太陽では、1081黒点群が西の端に没して、今日の太陽は無黒点となっています。
X線の強度も下がってきて、穏やかです。



SOHO EIT195による太陽コロナ。
(c) SOHO (ESA & NASA)


SOHOによる太陽可視光写真。
(c) SOHO (ESA & NASA)


ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) NICT
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。