宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2010/ 6/13 11:25 更新 1081黒点群はC6のフレアも起こしました。太陽風は330km/秒と低速です。 2010/ 6/13 23:02 追加 「はやぶさ」帰還おめでとう! 担当 篠原 1081黒点群は、M2.0の中規模フレアに続いて、 12日18時(世界時12日9時)に、C6.1の小規模フレアを発生させました。 しかし、SOHOの画像を見ると、1081群の規模が更に強まっている様子はなく、 黒点群の活動としてはこの程度の規模に留まりそうです。 引き続き、中小規模のフレア発生に注意してください。 また、GOESのX線のグラフが、今朝に入って高まっています。 太陽のどの領域の変化によるものか、よく分からないのですが、 またM、Cクラスのフレアが発生するかもしれません。 太陽風は、1日かけて更に速度を下げ、330km/秒とだいぶ遅い風になっています。 最近の太陽風は、速度が300km/秒台前半まで下がることが少なくなり、 330km/秒まで下がると、ずいぶん下がったという印象を受けます。 ゆっくりとした変化なので、なかなか意識しにくいのですが、 太陽風の様子も、活動周期とともに変化しているのです。 磁気圏もとても穏やかで、 AE指数は全く変化していません。 SOHO EIT195では、コロナホールがいよいよ太陽の中心を過ぎ、 西半球側に迫り出しています。 今、地球に向かって吹き出している太陽風が、3日ほどかけて地球にやって来るのです。 前周期にこの領域からやって来た高速風は、最高速度は500km/秒ほどで、 継続時間は2日程度でした。 南北に細長いことから、継続時間は今回もそれほど長くなさそうですが、 最高速度はもう一段上がっている可能性があります。 15〜16日くらいに到来すると思われるので、注目してください。 昨日は、2つのフレアに関する速報を、自動でTwitterに無事書き込むことができました。 今の太陽の様子では、次がいつになるか分かりませんが、どうぞお楽しみください。 現在のシステムの悩ましい点は、 ある黒点群が活発化すると、連発するようにフレア速報が流れてしまうことです。 特に、Xクラスのフレアを起こすような規模の黒点群だと、 M、Cフレアの情報が、もう、うるさいくらいに発生します。 その点を調整した方が良いのか、そのままの方が分かりやすいのか、 そういった様子も含めて、どうぞご覧下さい。 2010/ 6/13 23:02 追加 (篠原) 関連の図はページの最後にあります 生放送で見ていました。 すごいです。 「お帰りなさい!」 SOHO EIT195による太陽コロナ。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHOによる太陽可視光写真。 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC 2010/ 6/13 23:02 追加 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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