宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2010/ 6/ 9 11:17 更新 太陽風は、400km/秒で安定しています。1078黒点群が発生しました。 担当 篠原 Twitterへのフォローをありがとうございます。 太陽が元気になって、フレアを起こし始めると、 情報発信としてもにぎやかになるでしょう。 (その点は情報BOXも同じで、元気のない表示が続いています) さて、太陽風は、昨日のニュース以降400km/秒を回復していたのですが、 そのまま、現在までこの速度で安定しています。 磁場強度も、4nTで落ち着いた状態が続き、今朝に入るとむしろ2nTに下がっています。 コロナホールの影響はまだ見られず、このままやって来ないかもしれません。 27日周期の図によると、前周期の開始よりも既に1日遅れています。 磁気圏も静穏です。 AE指数は全く変化していません。 今回のコロナホールは外れだったのかもしれませんが、 太陽の東端には、次のコロナホールがやって来ています。 SOHO EIT195では、まだ東の端ぎりぎりなので、はっきりと見えていませんが、 北半球の高緯度から南極へ向かって縦に伸びる、大きなコロナホールがあります。 27日周期の図の前周期、5月19日から始まっている速度の高まりの発生源です。 STEREOで比較すると、コロナホールは前周期よりも大きくなっています。 このため、高速風の領域もより大きくなっている可能性があります。 来週、6月15-16日くらいにやって来ると思われます。 放射線帯の高エネルギー電子は、また少し減少し、 10,000のラインからは離れつつあります。 この後も、ゆっくりと減少していくでしょう。 太陽では、南西側に1078黒点群が発生しました。 昨日、微かに見えていた部分が大きく成長した様です。 X線では、Bクラスの小さな変化は見えていますが、 今のところ、特に目立った活動は起こしていません。 SOHO EIT195による太陽コロナ。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHOによる太陽可視光写真。 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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