宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:17)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
6/ 9 --- ---
6/ 8 --- ---
6/ 7 --- ---

黒点  6/ 9 (NOAA)
磁場 フレア
1078 2 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:06 378 -1.1
-2 h 406 +0.0
-4 h 414 +0.2
-6 h 410 +1.5
-8 h 417 +1.3
-10 h 419 -0.7
-12 h 392 +0.1

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
09:59 -13 0/ 4
-2 h -12 4/ 4
-4 h -11 -1/ 6
-6 h -12 0/ 4
-8 h -14 -3/ 4
-10 h -13 1/ 3
-12 h -13 -1/ 5

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 7x10^3
6/ 9 0.5 9x10^3
6/ 8 0.4 1x10^4
6/ 7 0.5 1x10^4
6/ 6 0.4 1x10^4
6/ 5 0.4 8x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期 (NICT)
短期太陽風電子
太陽黒点 (SOHO)
太陽X線 (GOES)
活動領域 (NASA)
EIT284 (SOHO)
EIT195 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
昭和基地 (NICT)
オーロラ帯 (CARISMA)
Alaskaカメラ (SALMON)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
宇宙環境計測グループ
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの全リスト)
2010/ 6/ 4 10:31 550km/秒の高速風が再びやって来ました。放射線帯が一旦大きく減少しています。5月までの無黒点日情報です。
2010/ 6/ 5 14:12 太陽風はまだ高速ですが、500km/秒に下がりました。
2010/ 6/ 6 08:22 太陽風の速度は470km/秒へ少し低下し、高速風は終わりつつあります。
2010/ 6/ 7 12:31 太陽風の速度は440km/秒に下がり、高速風は終わりました。明日くらいに、次の速度上昇が到来しそうです。
2010/ 6/ 8 10:46 太陽風は370km/秒と低速風になっています。これから、コロナホールの影響がやって来る可能性があります。
最新のニュース

2010/ 6/ 9 11:17 更新
太陽風は、400km/秒で安定しています。1078黒点群が発生しました。

担当 篠原

Twitterへのフォローをありがとうございます。
太陽が元気になって、フレアを起こし始めると、
情報発信としてもにぎやかになるでしょう。
(その点は情報BOXも同じで、元気のない表示が続いています)


さて、太陽風は、昨日のニュース以降400km/秒を回復していたのですが、
そのまま、現在までこの速度で安定しています。
磁場強度も、4nTで落ち着いた状態が続き、今朝に入るとむしろ2nTに下がっています。

コロナホールの影響はまだ見られず、このままやって来ないかもしれません。
27日周期の図によると、前周期の開始よりも既に1日遅れています。

磁気圏も静穏です。
AE指数は全く変化していません。


今回のコロナホールは外れだったのかもしれませんが、
太陽の東端には、次のコロナホールがやって来ています。
SOHO EIT195では、まだ東の端ぎりぎりなので、はっきりと見えていませんが、
北半球の高緯度から南極へ向かって縦に伸びる、大きなコロナホールがあります。

27日周期の図の前周期、5月19日から始まっている速度の高まりの発生源です。
STEREOで比較すると、コロナホールは前周期よりも大きくなっています。
このため、高速風の領域もより大きくなっている可能性があります。
来週、6月15-16日くらいにやって来ると思われます。


放射線帯の高エネルギー電子は、また少し減少し、
10,000のラインからは離れつつあります。
この後も、ゆっくりと減少していくでしょう。


太陽では、南西側に1078黒点群が発生しました。
昨日、微かに見えていた部分が大きく成長した様です。
X線では、Bクラスの小さな変化は見えていますが、
今のところ、特に目立った活動は起こしていません。



SOHO EIT195による太陽コロナ。
(c) SOHO (ESA & NASA)


SOHOによる太陽可視光写真。
(c) SOHO (ESA & NASA)


ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) NICT
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。