宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (08:22)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏内がやや活動的になっています。
放射線帯電子が強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
6/ 6 --- ---
6/ 5 --- ---
6/ 4 --- ---

黒点  6/ 5 (NOAA)
磁場 フレア
1076 8 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
08:15 473 -2.3
-2 h 465 -1.0
-4 h 473 +1.6
-6 h 480 +1.2
-8 h 490 +3.3
-10 h 482 +3.0
-12 h 456 +1.8

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
07:59 -20 -13/ 15
-2 h -15 -6/ 4
-4 h -13 -3/ 4
-6 h -13 -5/ 3
-8 h -14 -6/ 3
-10 h -15 -10/ 4
-12 h -17 -12/ 6

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 9x10^3
6/ 6 0.3 1x10^4
6/ 5 0.4 8x10^3
6/ 4 0.4 3x10^4
6/ 3 0.6 3x10^4
6/ 2 0.4 4x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期 (NICT)
短期太陽風電子
太陽黒点 (SOHO)
太陽X線 (GOES)
活動領域 (NASA)
EIT284 (SOHO)
EIT195 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
昭和基地 (NICT)
オーロラ帯 (CARISMA)
Alaskaカメラ (SALMON)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
宇宙環境計測グループ
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの全リスト)
2010/ 6/ 1 13:42 コロナホールによる高速の太陽風は600km/秒に達し、活発なオーロラ活動も続いています。
2010/ 6/ 2 11:07 高速太陽風は続いていますが、速度は500km/秒に下がってきました。放射線帯が強まっています。
2010/ 6/ 3 10:14 太陽風の速度は440km/秒に下がり、高速風は終わりました。放射線帯は強まったままです。
2010/ 6/ 4 10:31 550km/秒の高速風が再びやって来ました。放射線帯が一旦大きく減少しています。5月までの無黒点日情報です。
2010/ 6/ 5 14:12 太陽風はまだ高速ですが、500km/秒に下がりました。
最新のニュース

2010/ 6/ 6 08:22 更新
太陽風の速度は470km/秒へ少し低下し、高速風は終わりつつあります。

担当 篠原

太陽風の速度は、500km/秒から470km/秒へ少し低下しました。
高速風は、終わりつつあります。
磁場強度は4nT付近で、特に変化ありません。

太陽風が弱まるにつれ、磁気圏の活動も一段と静かになっています。
AE指数は、小さな変化しか見られません。


太陽風は、この後も速度を下げ、
400km/秒の平均的な速度へ落ち着くと思われます。
その後、明後日くらいに、次のコロナホールの影響が見られるでしょう。
SOHO EIT195では、
南北に長く伸びるコロナホールが、とてもよく見えています。


放射線帯の高エネルギー電子は、もう一段上昇して、
ぎりぎりですが、再び警戒レベルに達しています。
昨日の時点で、回復は止まったと見たのは、早過ぎだった様です。
しかし、上昇はこの辺りまでではないでしょうか。


太陽では、昨日、北半球の西側に現れた小さな黒点に、
1077黒点群と番号が付きました。
1076群とともに、二つの黒点群がありますが、
どちらも静かで、太陽は穏やかなままです。



SOHO EIT195による太陽コロナ。
(c) SOHO (ESA & NASA)


SOHOによる太陽可視光写真。
(c) SOHO (ESA & NASA)


ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) NICT
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。