宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2010/ 6/ 5 14:12 更新 太陽風はまだ高速ですが、500km/秒に下がりました。 担当 篠原 550km/秒に上がっていた太陽風の速度は、1日で低下を始め、 現在は500km/秒に下がっています。 磁場強度も3nTに弱まっていて、高速風は後半に入っています。 磁気圏のオーロラ活動は、南向き磁場の影響で活発な変化が単発で発生していますが、 高速風が弱まる傾向にあるため、次第に穏やかになっています。 太陽風の速度は、この後も次第に下がって、平均的な状態に戻るでしょう。 そして、次に、ちょうど今太陽の中心に縦に伸びているコロナホールの影響が見られそうです。 SOHO EIT195を見ると、南極から北半球側まで細長く伸びています。 東西の広がりは細いので、影響は短時間で終わるでしょう。 8日頃の太陽風に注目して下さい。 放射線帯の高エネルギー電子は、大きく下がった後は、数千のレベルに戻っただけで、 大きな回復にはなりませんでした。 太陽は静穏です。 1076黒点群は特に変化なく、南西に見えています。 そして、そのちょうど北半球側に小さな黒点が発生しています。 SOHO EIT195による太陽コロナ。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHOによる太陽可視光写真。 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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