宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by KNCT |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2010/ 5/19 11:26 更新 360km/秒の穏やかな太陽風が続いています。これから速度がやや高まるかもしれません。 担当 篠原 太陽風の速度は、360km/秒でほぼ安定し、低速の状態が続いています。 一方、磁場強度は、昨日の午後から強まり始め、8nTに上がってそのまま半日ほど経過しています。 また、これを追いかけるように、プラズマの密度も1個/cm^3から10個/cm^3へ増加しています。 コロナホールの影響が届き始めているのかもしれません。 速度もここから追いかけるように上がっていくのか、磁場と密度だけの変化に終わるのか、 引き続きACEのデータに注目してください。 SOHO EIT195を見ると、北半球側の濃いコロナホールの影響が先に到来して、 南半球側のコロナホールの影響は遅れてやって来そうです。 それぞれどの程度の変化になるのかはまだ分かりませんが、 3〜4日後くらいまでは影響が続く可能性があります。 昨日の磁気圏活動は、太陽風で-5nT前後の南向き磁場が半日ほど続いた影響が見られ、 AE指数の図の前半に、300〜500nTの小規模変動が連続的に発生しています。 磁気圏の対流が強まっていたと思われます。 現在の磁場は、北向きに反転していて、磁気圏への影響はなくなっています。 太陽は無黒点が続いています。 こちらも静かです。 SOHO EIT195による太陽コロナ。19日1時(世界時18日16時)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHOによる太陽可視光写真。無黒点が続いています。 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |