宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2010/ 4/24 11:12 更新 コロナホールの影響で、440km/秒の太陽風が続いています。 担当 篠原 440km/秒とやや高速の太陽風が続いています。 磁場強度も、5nTと平均的な強さで安定しています。 コロナホールの影響が続いているようです。 昨日のニュースの頃、南向きになっていた太陽風磁場の南北成分は、 その後北寄りに変わり、半日ほど経ってまた南寄りに切り替わっています。 そのため、AE指数のグラフは、初めと最後に変動が記録されています。 速度が高まっていることもあり、どちらも500nTを越える中規模の活動となっています。 昼の時間が長くなり、北極側でオーロラを見るのはだいぶ厳しくなってきました。 このまま南寄りが続くようであれば、最後の姿をライブカメラで楽しみましょう。 コロナホールは、SOHOの写真ではすっかり西に傾いており、 影響はそれほど長く続かないでしょう。 次第に速度は下がってくると思われます。 しかし、最近の傾向としては、300km/秒台の低速風に下がるということではなく、 400km/秒前後で落ち着くことが多くなっています。 また、STEREOによると、22日に小規模のCMEが地球方向に飛び出しています。 明後日、26日くらいに影響が見られるかもしれません。 太陽は今日も無黒点です。 X線のグラフは完全に平坦で、太陽は静かです。 無黒点は、15日から9日間続いています。 これだけ続くと、ちょっと不安(?)になります。 STEREOで先回りをしても、特に活発な領域は見られず、 無黒点の期間は長くなるかもしれません。 SOHO EIT195による太陽コロナ。24日10時(世界時24日1時)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHOによる太陽可視光写真。無黒点が続いています。 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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