宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:12)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
4/24 --- ---
4/23 --- ---
4/22 --- ---

黒点  4/24 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:06 453 -0.8
-2 h 451 -2.5
-4 h 455 -4.0
-6 h 452 -2.8
-8 h 451 +2.5
-10 h 443 +3.1
-12 h 413 +3.6

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
09:59 -19 -21/ 14
-2 h -22 -8/ 5
-4 h -15 -15/ 4
-6 h -11 -14/ 3
-8 h -7 -17/ 9
-10 h -7 -16/ 6
-12 h -8 -14/ 5

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 1x10^1
4/24 0.4 3x10^1
4/23 0.4 3x10^2
4/22 0.4 2x10^2
4/21 0.4 4x10^2
4/20 0.5 4x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期 (NICT)
短期太陽風電子
太陽黒点 (SOHO)
太陽X線 (GOES)
活動領域 (NASA)
EIT284 (SOHO)
EIT195 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
昭和基地 (NICT)
オーロラ帯 (CARISMA)
Alaskaカメラ (SALMON)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
宇宙環境計測グループ
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの全リスト)
2010/ 4/19 10:25 低速で、密度の低い太陽風になっています。太陽は無黒点です。
2010/ 4/20 11:45 太陽風は300km/秒台前半の低速風になっています。
2010/ 4/21 10:53 300km/秒台中盤の低速太陽風が続いています。今後コロナホールの影響がやって来るかもしれません。
2010/ 4/22 09:32 小規模の高速風がやって来ました。磁気圏活動は穏やかです。
2010/ 4/23 09:10 太陽風の小規模の乱れは続いています。磁気圏活動が強まりそうです。
最新のニュース

2010/ 4/24 11:12 更新
コロナホールの影響で、440km/秒の太陽風が続いています。

担当 篠原

440km/秒とやや高速の太陽風が続いています。
磁場強度も、5nTと平均的な強さで安定しています。
コロナホールの影響が続いているようです。

昨日のニュースの頃、南向きになっていた太陽風磁場の南北成分は、
その後北寄りに変わり、半日ほど経ってまた南寄りに切り替わっています。
そのため、AE指数のグラフは、初めと最後に変動が記録されています。
速度が高まっていることもあり、どちらも500nTを越える中規模の活動となっています。

昼の時間が長くなり、北極側でオーロラを見るのはだいぶ厳しくなってきました。
このまま南寄りが続くようであれば、最後の姿をライブカメラで楽しみましょう。


コロナホールは、SOHOの写真ではすっかり西に傾いており、
影響はそれほど長く続かないでしょう。
次第に速度は下がってくると思われます。
しかし、最近の傾向としては、300km/秒台の低速風に下がるということではなく、
400km/秒前後で落ち着くことが多くなっています。

また、STEREOによると、22日に小規模のCMEが地球方向に飛び出しています。
明後日、26日くらいに影響が見られるかもしれません。


太陽は今日も無黒点です。
X線のグラフは完全に平坦で、太陽は静かです。

無黒点は、15日から9日間続いています。
これだけ続くと、ちょっと不安(?)になります。
STEREOで先回りをしても、特に活発な領域は見られず、
無黒点の期間は長くなるかもしれません。



SOHO EIT195による太陽コロナ。24日10時(世界時24日1時)。
(c) SOHO (ESA & NASA)


SOHOによる太陽可視光写真。無黒点が続いています。
(c) SOHO (ESA & NASA)


ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



シベリアで観測された3日間の磁場データ
右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) NICT
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。