宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2010/ 4/21 10:53 更新 300km/秒台中盤の低速太陽風が続いています。今後コロナホールの影響がやって来るかもしれません。 担当 篠原 320km/秒から360km/秒へ、低速風の範囲で太陽風の速度が変化しています。 磁場強度も5nTと平均レベルで、基本的には穏やかな太陽風が続いています。 ただし、磁場の南北成分は弱い南寄りが続いていて、 このため、磁気圏でも弱い活動が連続的に発生しています。 AE指数には、200nTほどの小さな変動が長時間見られています。 明日くらいからは、コロナホールの影響がやってくる可能性があります。 SOHO EIT195を見ると、コロナホールはだいぶ西側(右側)に回っています。 太陽風は大きく変化することはないと思いますが、 どの程度の風がやってくるのか、注目してください。 太陽は無黒点です。 EIT195の太陽東端に見える活動領域は、可視光では白斑が見えるだけです。 一時盛り上がった太陽活動も、しばらくお休みです。 SOHO EIT195による太陽コロナ。21日7時半(世界時20日22時半)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHOによる太陽可視光写真。東端に白斑が現れています。 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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