宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2010/ 4/17 11:57 更新 太陽風は440km/秒とやや高速です。磁気圏は穏やかです。無黒点が続いています。 担当 篠原 太陽風の速度は徐々に低下し、420〜460km/秒とやや高速といったところです。 磁場強度は、5nTと平均的な強度を保っています。 磁気圏は静穏で、オーロラの活動度を示しているAE指数は、 ほとんど変化していません。 これから明日くらいにかけて、CMEの影響が多少やってくるかもしれません。 それがなければ、このまま穏やかに過ぎていくでしょう。 SOHO EIT195では、太陽の東半球(左側)の南北に、 ちょうど対称にコロナホールの暗い穴が見えています。 なかなか面白い形です。 どちらもやや緯度が高めですが、 5日後くらいに、ここからの高速風が地球にやって来るかもしれません。 太陽は、無黒点が続いています。 東端から上がってきた活動領域は、可視光写真では白斑が見えるだけで、 黒点はありませんでした。 1月、2月と太陽活動が急に活発になりましたが、 3月以降は落ち着いてしまった印象です。 SOHO EIT195による太陽コロナ。17日10時半(世界時17日1時半)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHOによる太陽可視光写真。無黒点のままです。 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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