宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2010/ 3/29 09:04 更新 1057黒点群は穏やかです。小規模のオーロラ活動が発生しています。 担当 篠原 1057黒点群は、昨日のC3.8以降目立ったフレアを起こしていません。 Bクラスの小さな変動は頻発していますが、太陽X線の強度は次第に下がっていて、 活動度は低下しているようです。 しかし、SOHOの可視光写真で見える黒点の大きさは保たれているので、 もうしばらく活動に注目してください。 南半球東端の1059黒点群は、次第にこちら側に回ってきましたが、 黒点ひとつだけの、穏やかな黒点群の様です。 太陽風は、400km/秒台前半の風が続いています。 最高で450km/秒くらいまで高まったりしていますが、現在はむしろ400km/秒を割り気味です。 磁場強度は8nTから5nTへと低下傾向にあります。 南北成分が南寄りに推移していて、 この影響で、ある程度活発なオーロラ活動が発生しています。 AE指数では、400〜500nTくらいの小規模活動が数時間おきに観測されています。 この後、弱いコロナホールの影響がやって来るかもしれません。 今日のSOHO EIT195の写真では、 北半球の中心部から西寄り(右寄り)にぼんやりと影が見える程度で、 あまり強い変化はなさそうです。 特に影響がなければ、穏やかな太陽風が続くでしょう。 SOHO EIT195による太陽コロナ。29日4時半(世界時28日19時半)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHOによる太陽可視光写真。 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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