宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2010/ 3/28 10:16 更新 Cクラスの小規模フレアが4回発生しました。太陽風は400km/秒で安定しています。 担当 篠原 昨日のニュース以降、1057黒点群でCクラスの小規模フレアが4回発生しました。 最大のフレアは、今朝、28日3時(世界時27日18時)に発生した、C3.8です。 X線グラフを見ると、4つとも急に増加してすぐに減少する短時間型のフレアです。 CMEの発生などは見られず、太陽風への影響はないでしょう。 1057黒点群は、現在も規模を保っています。 引き続き、Cクラスの小規模フレアや、Mクラスの中規模フレアを起こす可能性があります。 太陽では、南半球の東端に新しい黒点が顔を出しています。 1059黒点群と番号が付けられています。 規模は小さい様に見えます。 太陽風は、昨日、磁場強度が強まっていましたが、 速度は特に変化することもなく、400km/秒前後と平均的な速度で安定しています。 磁場強度は、現在も8nTとやや強まっていますが、 特に太陽風が変動するということはなさそうです。 磁気圏のオーロラ活動は静穏です。 太陽風磁場が北寄りに推移しているためでしょう。 SOHO EIT195による太陽コロナ。28日9時(世界時28日0時)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHOによる太陽可視光写真。南東端に1059群が顔を出しています。 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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