宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2010/ 3/26 08:53 更新 コロナホールの影響で、太陽風の速度は400km/秒台に上がっています。 担当 篠原 昨日の午後くらいから、太陽風の磁場強度と速度がゆっくりと上がり始め、 昨夜のうちに磁場強度は10nTくらいまで強まり、 続いて、速度は26日3時(世界時25日18時)頃に400km/秒台に達しています。 上がっていますが、速さとしては、平均的なレベルです。 現在、磁場強度は5nTくらいに下がり、速度の上昇も頭打ちになっています。 今回は弱いコロナホールだったので、影響もこの程度だった様です。 この影響で、小規模のオーロラ活動が発生しています。 この後も、弱い活動は見られるかもしれません。 しかし、太陽風速度の高まりはそれほど続かないと思いますので、 磁気圏も静まっていくでしょう。 SOHO EIT195では、今度は太陽の北半球側に淡いコロナホールが見えています。 そろそろ中心線に達する頃で、4日後くらいに今度はこちらの影響がやって来るかもしれません。 この写真の様子では、こちらも淡いコロナホールなので、 あまり大きな影響は及ばないと思います。 太陽では、1057黒点群がBクラスの小さなフレアを数回起こしています。 黒点の形も変化していて、今日の写真ではちょっと面白い形をしています。 磁場構造もやや複雑で、今後も小規模のフレア活動を続けそうです。 SOHO EIT195による太陽コロナ。26日8時半(世界時25日23時半)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHOによる太陽可視光写真。北東に1057黒点群が見えています。 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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