宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2010/ 3/20 12:44 更新 400km/秒程度の穏やかな太陽風が続いています。太陽は無黒点になりつつあります。 担当 篠原 太陽風の速度は、380〜400km/秒と平均的なレベルで安定しています。 磁場強度も、5nTと平均的な強さで安定しています。 磁気圏も静穏で、オーロラ活動を示すAE指数には小さな変化がひとつ見られる程度です。 ACEの図の磁場南北成分を見ると、図の後半から南北に振動するようになっていて、 この影響がAE指数にもう少し見えていても良さそうですが、 特に変化はありません。 この後も、現状の様な穏やかな状態が続くでしょう。 太陽では、1054黒点群が西の端に没しつつあります。 掲載の写真では、黒点がかろうじて1個見える程度になっていて、すっかり弱まってしまいました。 一方、北半球の東側に見えていた1056黒点群は、消えてしまったようです。 SOHO EIT195では、明るい領域として見えていますが、可視光写真には何も見えません。 昨日のX線グラフの図に見えていた小さなフレアも出なくなって、 太陽はとても穏やかです。 SOHO EIT195による太陽コロナ。20日7時半(世界時19日22時半)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHOによる太陽可視光写真。1056黒点群は見えなくなりました。 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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