宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2010/ 3/15 09:33 更新 1054黒点群は小さなフレアを起こし続けています。昨日は、オーロラ活動がやや活発でした。 担当 篠原 12日に紹介した小型彗星のその後です。 2つめの彗星は、なかなか大きな尾を引いて太陽に接近していきました。 そして、更にこれに続いて3番目の小さな彗星が現われています。 しかも写真をよく見ると、とても小さな彗星が2つくっついて飛んできた様に見えます。 太陽では、1054黒点群がCクラスやBクラスの小さなフレアを起こし続けています。 昨日のニュース以降では、14日13時(世界時14日4時)のC1.3の小規模フレアが最大です。 X線のグラフを見ると、特に活動が激しくなっている様子はありません。 今後も、Cクラスや、場合によってはMクラスのフレアを起こす可能性があると考えられます。 SOHO LASCO C3の動画を見ると、 小規模のCME(太陽ガスの放出現象)が、太陽の右に左にと頻繁に吹き出しています。 これに加えて、STEREOの動画と見比べると、 地球から見て、手前の現象だったり、向こう側の現象だったり、 より立体的に太陽の活動を把握することができます。 太陽風は、昨日の午後に460km/秒くらいに速度が上がりましたが、 すぐに下がって、今朝からは380km/秒で落ち着いています。 27日周期の図などで見ると、変化自体は小幅です。 磁場強度も、4〜5nTと平均的なレベルで落ち着いています。 南北成分はしばらく南向きが続き、 中小規模のオーロラ活動をもたらしています(AE指数参照)。 今朝になって、急に北向きに変わっていて、オーロラ活動は一旦落ち着きそうです。 この活動の影響で、放射線帯の高エネルギー電子がやや増加しています。 しかし、これ以上大きく増えることはなさそうです。 SOHO LASCO C3カメラで、小さな彗星が次々と太陽に突入しました。 (c) SOHO (ESA & NASA)、宇宙天気ニュース(動画加工) SOHO EIT195による太陽コロナ。15日9時(世界時15日0時)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHOによる太陽可視光写真。1054黒点群は規模を保っています。 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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