宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2010/ 3/16 10:06 更新 太陽風はやや低速で、磁気圏も穏やかです。1054黒点群は弱まりつつあります。 担当 篠原 太陽風は、速度が380〜360km/秒とやや低速で安定しています。 磁場強度も多少の変化はありますが、5nT付近でこちらも安定しています。 磁気圏のオーロラ活動も静穏で、AE指数は小規模の変化が一時的に発生した程度です。 太陽の南半球に見えているコロナホールの影響は、 現在は特に及んでいないと言えます。 今日のSOHO EIT195では、コロナホールの最後の部分が西半球の半分ほどにかかっています。 この部分は低緯度側に細長く伸びていて、 今日、明日くらいにこの領域の影響がやってくるかもしれません。 大きな速度上昇にはならないと思いますが、もうしばらく注目してください。 放射線帯の高エネルギー電子は、やや高めのままですが、 現時点ではこれから警戒レベルに増えることはないでしょう。 太陽には1054黒点群が見えていますが、勢力は弱まり始めたようです。 可視光写真を昨日の写真と比べると、黒点の面積が小さくなり、 形も大きな黒点がぽつんと目立つだけになっています。 X線グラフも、変化が弱まっている印象です。 まだ、Cクラスのフレアを起こす可能性はありますが、活動としては弱まっていくでしょう。 SOHO EIT195による太陽コロナ。16日10時(世界時16日1時)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHOによる太陽可視光写真。1054黒点群はやや小さくなっています。 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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