宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2010/ 3/17 09:04 更新 太陽風の速度がやや上がっています。コロナホールの影響が来ているようです。 担当 篠原 太陽風の速度は、420km/秒と平均的な速度に上がっています。 密度も小幅ですが増えていて、コロナホールの影響が来ているのではないでしょうか。 磁場強度は、6nT付近でずっと安定していましたが、 今朝になって8nTくらいに強まりの傾向を示しています。 この後、速度がもう一段上昇するかもしれません。 SOHO EIT195を見ると、コロナホール自体はもう西側に大きく回っています。 地球への影響は、それほど長くは続かないでしょう。 更に速度が上がっても、影響は明日、明後日くらいまでと思われます。 磁気圏のオーロラ活動は、穏やかです。 太陽風磁場の南北成分が、北寄りに推移しているためです。 この傾向が続く間は、磁気圏も静かな状態が続きます。 太陽風の速度や磁場強度が高まっている間に、磁場が南寄りに切り替わると、 オーロラの活動も強まってきますので注目してください。 太陽の1054黒点群は、昨日よりも更に小さくなっています。 X線の強度も下がっていて、太陽の活動は穏やかです。 SOHO EIT195による太陽コロナ。17日9時(世界時17日0時)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHOによる太陽可視光写真。1054黒点群は更に小さくなっています。 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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