宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2010/ 3/18 09:06 更新 小さいですが新しい黒点が発生しました。太陽風はやや高速です(450km/秒)。 担当 篠原 太陽の北半球東端(左端)付近に新しい黒点群が発生しました。 1056黒点群と番号が付けられています。 規模は小さく、特にフレア活動も起こしていません。 もう一つの1054黒点群は一段と小さくなっていて、こちらも穏やかです。 GOES衛星のX線グラフはほとんど変化していません。 太陽風は、昨日のニュース以降速度がじわじわと上がり、 夜になる頃に500km/秒と高速状態に達しました。 そこまで上がると、すぐに低下を始め、現在は450km/秒とやや高速という程度です。 速度が上がりきるまで、磁場強度は7nTとやや強まっていましたが、 最高速度に達した頃に5nTに下がり、現在もそのレベルです。 この様子では、もうしばらくやや高速くらいの風が続きそうです。 しかし、SOHO EIT195の太陽コロナ写真には、コロナホールなどは見られず、 明日以降、太陽風は次第に低速風に変わっていくと思います。 地球磁気圏のオーロラ活動は、概ね静穏です。 太陽風磁場が北寄りに推移していたためです。 現在のデータを見ると、今朝くらいから南寄りに切り替わっています。 この傾向が続くと、小規模ですがオーロラ活動が期待できます。 SOHO EIT195による太陽コロナ。18日8時(世界時17日23時)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHOによる太陽可視光写真。右に1054黒点群、左に1056黒点群が見えます。 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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