宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2010/ 3/14 12:03 更新 太陽で小規模のフレアが起きています。太陽風は平均的な速度に下がっています。 担当 篠原 1054黒点群は、B9、C1.5と規模は小さいですが、フレア活動を続けています。 目立った発達は止まったようですが、黒点の姿も大きく、 今後も小規模、あるいは中規模のフレアを起こす可能性があります。 SOHO EIT195の太陽コロナを見ると、1054黒点群に続くように、 北半球の中緯度域の東端から明るい活動領域がどんどん上がってきています。 しかし、可視光写真を見ると白斑が見えるだけで、黒点にはなっていません。 STEREO Behindによると、活動領域の出現はもうしばらく続きます。 どんな領域がやって来るか、ここにも注目してください。 太陽風は、速度が420km/秒ほどに下がり、平均的な風速になっています。 磁場強度は、5nTと平均的な強さを保っています。 磁気圏のオーロラ活動はだいぶ静かになっています。 AE指数の図で、前半が全く変化していないのは、 太陽風磁場の南北成分がやや北寄りになったためです。 図の後半になると、磁場は弱い南向きになったのですが、 速度が下がったこともあり、AE指数の変化は小さいものばかりです。 太陽の南半球にあるコロナホールは、ちょうど太陽の中心線を通過したくらいで、 もうしばらく地球への影響の可能性があります。 もう2〜3日ほどは速度上昇(大きく上がることはありませんが)の可能性があります。 放射線帯の高エネルギー電子は、3000ほどで上昇が止まっています。 現在の磁気圏活動の様子から考えると、これ以上上がることはないでしょう。 今回は、警戒レベルへの到達はありませんでした。 SOHO EIT195による太陽コロナ。14日11時半(世界時14日2時半)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHOによる太陽可視光写真。 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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