宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

 
当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:03)
今日、C1.5の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
3/14 08:28 C1.5
3/13 03:01 C2.4
3/12 --- ---

黒点  3/14 (NOAA)
磁場 フレア
1054 22 βγ C2

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:11 412 -1.0
-2 h 404 -3.1
-4 h 410 -1.9
-6 h 411 -1.3
-8 h 405 -1.7
-10 h 411 -1.3
-12 h 424 -0.0

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
10:59 - -15/ 11
-2 h -23 -5/ 3
-4 h -21 -3/ 5
-6 h -20 -4/ 6
-8 h -20 -2/ 10
-10 h -18 2/ 8
-12 h -17 4/ 1

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^3
3/14 0.6 3x10^3
3/13 0.5 2x10^3
3/12 0.5 6x10^2
3/11 0.5 7x10^1
3/10 0.4 8x10^0

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期 (NICT)
短期太陽風電子
太陽黒点 (SOHO)
太陽X線 (GOES)
活動領域 (NASA)
EIT284 (SOHO)
EIT195 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
昭和基地 (NICT)
オーロラ帯 (CARISMA)
Alaskaカメラ (SALMON)

情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの全リスト)
2010/ 3/ 9 09:29 宇宙天気は、穏やかな状態が続いています。太陽に大きなダークフィラメントが見えています。
2010/ 3/10 09:26 太陽風の速度は350km/秒ほどに下がっています。太陽も穏やかです。
2010/ 3/11 10:53 太陽風の速度が高まり、南向き磁場の影響でオーロラ活動が続いています。
2010/ 3/12 10:19 LASCO C3に小さな彗星が見えます。太陽風の速度がやや高まり、オーロラ活動も続いています。
2010/ 3/13 09:03 1054黒点群が発達し、Cクラスの小規模フレアを起こしています。500km/秒付近の高速太陽風が続いています。
最新のニュース

2010/ 3/14 12:03 更新
太陽で小規模のフレアが起きています。太陽風は平均的な速度に下がっています。

担当 篠原

1054黒点群は、B9、C1.5と規模は小さいですが、フレア活動を続けています。
目立った発達は止まったようですが、黒点の姿も大きく、
今後も小規模、あるいは中規模のフレアを起こす可能性があります。

SOHO EIT195の太陽コロナを見ると、1054黒点群に続くように、
北半球の中緯度域の東端から明るい活動領域がどんどん上がってきています。
しかし、可視光写真を見ると白斑が見えるだけで、黒点にはなっていません。

STEREO Behindによると、活動領域の出現はもうしばらく続きます。
どんな領域がやって来るか、ここにも注目してください。


太陽風は、速度が420km/秒ほどに下がり、平均的な風速になっています。
磁場強度は、5nTと平均的な強さを保っています。

磁気圏のオーロラ活動はだいぶ静かになっています。
AE指数の図で、前半が全く変化していないのは、
太陽風磁場の南北成分がやや北寄りになったためです。
図の後半になると、磁場は弱い南向きになったのですが、
速度が下がったこともあり、AE指数の変化は小さいものばかりです。

太陽の南半球にあるコロナホールは、ちょうど太陽の中心線を通過したくらいで、
もうしばらく地球への影響の可能性があります。
もう2〜3日ほどは速度上昇(大きく上がることはありませんが)の可能性があります。

放射線帯の高エネルギー電子は、3000ほどで上昇が止まっています。
現在の磁気圏活動の様子から考えると、これ以上上がることはないでしょう。
今回は、警戒レベルへの到達はありませんでした。



SOHO EIT195による太陽コロナ。14日11時半(世界時14日2時半)。
(c) SOHO (ESA & NASA)


SOHOによる太陽可視光写真。
(c) SOHO (ESA & NASA)


GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



シベリアで観測された3日間の磁場データ
右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) NICT
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC





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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。