宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

 
当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (10:19)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
3/12 --- ---
3/11 --- ---
3/10 --- ---

黒点  3/12 (NOAA)
磁場 フレア
1054 7 β ---
1055 4 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
10:06 540 -1.9
-2 h 507 -0.4
-4 h 488 +2.0
-6 h 476 -0.3
-8 h 465 -0.4
-10 h 463 +1.7
-12 h 470 +2.0

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
09:59 -21 -6/ 9
-2 h -18 0/ 2
-4 h -20 2/ 10
-6 h -21 6/ 12
-8 h -20 3/ 4
-10 h -22 3/ 6
-12 h -26 8/ 16

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^2
3/12 0.5 2x10^2
3/11 0.5 7x10^1
3/10 0.4 8x10^0
3/ 9 0.6 7x10^0
3/ 8 0.7 8x10^0

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期 (NICT)
短期太陽風電子
太陽黒点 (SOHO)
太陽X線 (GOES)
活動領域 (NASA)
EIT284 (SOHO)
EIT195 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
昭和基地 (NICT)
オーロラ帯 (CARISMA)
Alaskaカメラ (SALMON)

情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの全リスト)
2010/ 3/ 7 08:44 380km/付近の太陽風が続いています。太陽には小さな黒点が発生したようです。
2010/ 3/ 8 09:06 太陽風、磁気圏は概ね静穏です。
2010/ 3/ 9 09:29 宇宙天気は、穏やかな状態が続いています。太陽に大きなダークフィラメントが見えています。
2010/ 3/10 09:26 太陽風の速度は350km/秒ほどに下がっています。太陽も穏やかです。
2010/ 3/11 10:53 太陽風の速度が高まり、南向き磁場の影響でオーロラ活動が続いています。
最新のニュース

2010/ 3/12 10:19 更新
LASCO C3に小さな彗星が見えます。太陽風の速度がやや高まり、オーロラ活動も続いています。

担当 篠原

SOHO LASCO C3を見ると、
太陽に向かって南東側(左下)から小さな彗星が2個連続して突入しています。
動画で追いかけてみましょう。
1つめは太陽に近づいて見えなくなりましたが、2つめは現在も太陽に向かっています。
最新の写真で追跡してください。


その太陽には、2つの黒点群があります。
東端に大きく見えているのは、昨日お知らせした1054黒点群です。
もうひとつ、中心から少し右下に1055黒点群が見えています。
昨日の磁場写真に強まりがあって、黒点が出現するかもしれないと言っていた場所です。

可視光写真には、もうひとつ中心付近にも小さな点がありますが、
これは、エラーデータです(CCDの欠け?)。
毎日同じ場所に見えているので注意してください。

黒点群の発生により、GOESのX線にはBクラスの小さな変動が見られるようになっています。
現在の黒点群の活動度は、比較的穏やかな様ですが、
この後、Cクラスに達する様なフレアも発生するかもしれません。


太陽風は、昨日より470km/秒とやや高速の風が続いています。
そして、今朝くらいからもう一段上がって、現在550km/秒に達しつつあります。
南半球側のコロナホールからの影響が及び始めているのかもしれません。

太陽風の磁場強度は4nTとやや下がり気味で、
この後に太陽風の速度が大きく上がることはなさそうですが、
前周期とは違う変化になっているので、今後の変化に注目してください。

昨日もそうでしたが、太陽風磁場の南寄りの傾向が続いています。
このため、中小規模のオーロラ活動も続いていて、
AE指数では300〜700nTの活動が頻発しています。

昨夜くらいに一旦北寄りに変わり、オーロラ活動は落ち着いたのですが、
今朝から再び南を向くようになっています。
速度が上がっていることもあり、南向きの傾向が続くとオーロラ活動は一段と強まりそうです。



SOHO LASCO C3カメラで、小さな彗星が2つ連続して太陽に南東側から接近しています。
(c) SOHO (ESA & NASA)、宇宙天気ニュース(動画加工)


SOHO EIT195による太陽コロナ。12日10時(世界時12日1時)。
(c) SOHO (ESA & NASA)


SOHOによる太陽可視光写真。この写真では、東端に1054黒点群、中央やや右下に1055黒点群。
(c) SOHO (ESA & NASA)


GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



シベリアで観測された3日間の磁場データ
右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) NICT
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC





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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。