宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

 
当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (09:26)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
3/10 --- ---
3/ 9 --- ---
3/ 8 --- ---

黒点  3/ 9 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
09:22 353 +3.0
-2 h 349 +0.4
-4 h 361 +2.6
-6 h 365 +2.7
-8 h 355 -1.4
-10 h 368 +4.6
-12 h 376 +0.5

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
08:59 -11 4/ 6
-2 h -11 4/ 3
-4 h -12 7/ 3
-6 h -13 3/ 4
-8 h -12 1/ 6
-10 h -13 4/ 6
-12 h -11 7/ 7

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^0
3/10 0.4 8x10^0
3/ 9 0.6 7x10^0
3/ 8 0.7 8x10^0
3/ 7 0.5 2x10^1
3/ 6 0.6 9x10^0

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期 (NICT)
短期太陽風電子
太陽黒点 (SOHO)
太陽X線 (GOES)
活動領域 (NASA)
EIT284 (SOHO)
EIT195 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
昭和基地 (NICT)
オーロラ帯 (CARISMA)
Alaskaカメラ (SALMON)

情報ページ
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宇宙環境計測グループ
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの全リスト)
2010/ 3/ 5 08:47 1052黒点群が活発化し、C2の小規模フレアを起こしました。
2010/ 3/ 6 10:28 太陽は無黒点になりそうです。420km/秒程度の太陽風が続いています。
2010/ 3/ 7 08:44 380km/付近の太陽風が続いています。太陽には小さな黒点が発生したようです。
2010/ 3/ 8 09:06 太陽風、磁気圏は概ね静穏です。
2010/ 3/ 9 09:29 宇宙天気は、穏やかな状態が続いています。太陽に大きなダークフィラメントが見えています。
最新のニュース

2010/ 3/10 09:26 更新
太陽風の速度は350km/秒ほどに下がっています。太陽も穏やかです。

担当 篠原

穏やかな太陽風が続いています。
昨日、太陽風の速度は390km/秒に上がりましたが、半日ほどこの状態が続いて、
夜に入った頃からゆっくりと下がり、現在は350km/秒です。
平均的な速度レベルから下がって、やや低速の状態です。

一方、磁場強度は、速度が下がる頃から強まり始め、
それまでの5nTから、7〜8nTくらいに上がっています。
この後に、再び速度が上がるような変化がやって来るかもしれません。
(大きく上がることはありません)

磁場強度が強まっていますが、南北成分は北寄りです。
このため、磁気圏は静かで、AE指数は小さな変化が2回ほど起きている程度です。


SOHO EIT195の太陽コロナ写真では、南極側に大きなコロナホールが見えています。
今日は小さな写真ですが、27日前の太陽と比較してみます。
左が現在の太陽、右が27日前(自転周期1回分)の太陽です。
黒いコロナホールの分布が変化している様子が分かります。

前周期の太陽風には、このコロナホールの影響はほとんど見られませんでしたが、
現在のコロナホールは前回よりも南極側に寄っているので、
今回もあまり影響は無さそうです。

この写真で、北半球側に明るく見える活動領域も比べてみてください。
前周期の今ごろは、Mクラスのフレアが活発に発生していました。
その頃の活動的な領域が、前周期の写真(右)ではとても明るく光っています。
一方、現在の太陽は黒点もなく、
コロナの明るい領域は残っていますが、余韻のような光の帯になっています。

その状況を示すように、太陽のX線のグラフは全く変化がありません。



SOHOによる太陽の可視光写真。黒点はありません。
(c) SOHO (ESA & NASA)


SOHO衛星EIT195カメラの映像
(c) SOHO (ESA & NASA)

3/ 9 23:12 UT

2/10 15:24 UT


ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



シベリアで観測された3日間の磁場データ
右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) NICT
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC





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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。