宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2010/ 3/ 9 09:29 更新 宇宙天気は、穏やかな状態が続いています。太陽に大きなダークフィラメントが見えています。 担当 篠原 太陽の北東側に大きなダーク・フィラメント(プロミネンス)が見えています。 SOHO EIT195の写真から作った動画を掲載します。 プロミネンスは急に噴出を起こすことがあり、 太陽の中心付近で発生すると、噴出したガスが地球へ向かって飛んできます。 このプロミネンスも次第に中心線に近づいていますが、吹き上がりに注意してください。 太陽は、SOHOの写真では北半球側に非常に小さな黒点が見えている様ですが、 NOAAの報告では無黒点となっています。 EIT195では、もやもやと明るい活動領域が見られますが、どれも強いものではありません。 X線のグラフも変化はなく、太陽はしばらく穏やかな状態です。 太陽風は、昨日、一旦320km/秒まで速度が低下しました。 プラズマの密度も下がって、速度データに散らばりが見られます。 今朝あたりから、密度は回復し、速度も380km/秒まで戻っています。 今後も穏やかな太陽風が続くと思いますが、なかなかおとなしく低速風になりません。 磁気圏では、AE指数で小規模の変動が長時間続いています。 弱い南向き磁場の影響のようです。 AE指数の変化はどれも小さく、磁気圏は概ね静穏です。 太陽の北東側に大きなダーク・フィラメント(プロミネンス)が見えています。 (c) SOHO (ESA & NASA)、宇宙天気ニュース(動画加工) SOHO EIT195による、太陽コロナ。9日9時(世界時9日0時)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHOによる太陽の可視光写真。 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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