宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2010/ 3/ 7 08:44 更新 380km/付近の太陽風が続いています。太陽には小さな黒点が発生したようです。 担当 篠原 速度380km/秒前後の太陽風が続いています。 磁場強度も、5nT付近を保っています。 今朝に入り、磁場強度が7nTに少し強まったり、プラズマの密度がやや高まったりしています。 この影響が、この後の速度にも多少現われるかもしれません。 磁気圏は概ね静穏です。 昨日は磁場の南北成分が0nT付近に留まっていたためでしょう。 今朝の磁場の強まりに関係して、南北成分も振れるようになっています。 南向きになることで、小規模のオーロラなどを作るかもしれません。 太陽風は、この後も穏やかな状態が続くでしょう。 低速風に向かうと予想しているのですが、なかなか下がりきりません。 太陽では、いよいよ無黒点かと思われたところで、北半球に小さな2つの点が出現しています。 黒点なのかどうかはっきりしないところもありますが、 磁場の強まりも見えているので、可能性は高そうです。 今後の様子に注目してください。 太陽活動は概ね静穏ですが、 6日16時(世界時6日7時)頃に、B6くらいの小さなフレアが発生しています。 長時間型のフレアで、CME(太陽ガスの放出現象)を起こしています。 発生したのは、EIT195で北半球の真ん中付近に明るく見える領域です。 SOHO LASCO C3を見ると、東側にガスは飛び出したように見えます。 ただ、発生位置は中心付近なので、地球にも向かっているのではないかと思いますが、 もう少し様子を見たいところです。 SOHO EIT195による太陽コロナ。7日8時半(世界時6日23時半)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHOによる太陽可視光写真。 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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