宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2010/ 3/ 5 08:47 更新 1052黒点群が活発化し、C2の小規模フレアを起こしました。 担当 篠原 太陽の南西(右下)にある1052黒点群(南西の2つの黒点群の上の方)が、活動度を増し、 C2.2の小規模フレアや、前後してBクラスの小さなフレアを多数起こしています。 X線の強度も上昇していて、SOHO EIT195では昨日よりもより光って見えています。 この後、1052黒点群は太陽の向こう側に回ってしまいます。 それとともに、地球への影響は無くなります。 以降の活動は、STEREO Ahead衛星で見ることができるでしょう。 昨日のニュースの頃は、300km/秒台後半に下がっていた太陽風の速度は、 その後再び上昇に転じ、460km/秒と一昨日よりも(少しですが)高速な風になりました。 現在は420km/秒と平均レベルに戻りつつあります。 27日周期の図で前周期の変化と比較すると、 速度が高まる領域の到来がずいぶん遅くなりました。 今回、見えていたコロナホールは大きさも小さく、 やって来る太陽風の様子はなかなか読みにくい状況でした。 極域では、AE指数で200〜400nTほどの小規模のオーロラ活動が2回ほど発生しています。 太陽風磁場が南向きになっていた時間帯に対応しています。 この後、太陽風の速度は次第に低下していくでしょう。 基本的には、これからの太陽風は、低速の穏やかな状態が続くと思われます。 SOHO EIT195による太陽コロナ。5日7時半(世界時4日22時半)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHOによる太陽可視光写真。 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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