宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2010/ 3/ 4 08:37 更新 太陽風は400km/秒を割って、低速風に戻りつつあります。 担当 篠原 太陽風の速度の高まりは終わり、低速風に戻りつつあります。 昨日のニュースの後も、夜までは440km/秒の速度が続きました。 日付けが今日に変わった頃から低下が始まり、現在は380km/秒と既に400km/秒台を割っています。 コロナホールの影響は、この程度で終わりのようです。 一方、磁場強度はずっと5nTで安定しています。 南北成分が、1時間程度で振動しながら、次第に南寄りに変わっていて、 その影響で、小規模のオーロラ活動が連続的に発生しています。 AE指数では、300〜500nTの変化が、次々に起きています。 太陽風の速度が下がり始めているため、この先の活動は次第に小さくなっていくでしょう。 太陽風はこれから低速風が続くと思われます。 磁気圏も、基本的には穏やかな状態が続きます。 太陽も静かな状態が続いています。 3つの黒点群は現在も見えていますが、1052、1053群の2つは、消えてしまいそうです。 X線のグラフは、フレア活動は見られませんが、強度は少し上昇しています。 東側から上がってきた活動領域の影響でしょう。 SOHO EIT195による太陽コロナ。4日4時(世界時3日19時)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHOによる太陽可視光写真。 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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