宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2010/ 2/28 11:48 更新 太陽風は低速で、穏やかです。2月は黒点がずっと出現していたことになりそうです。 担当 篠原 太陽風は、速度320km/秒と低速、磁場強度も4nTで安定した状態です。 前周期に見られた速度のは、来ていません。 27日周期の図の、セクターのグラフを見てください。 昨夜のうちに、セクター境界がやってきて、太陽風磁場の大まかな方向が反転しました。 注目したいのは到来のタイミングで、前周期(1月30日)と見比べると、1日遅れてやってきています。 この傾向は半年ほど前から続いていて、 昨年の秋以来、セクターの切り替わりが、 毎回1〜2日程度遅れながら周回しているのです。 セクターの切り替わりに前後して、 太陽風の変動がやって来る傾向もよく見られています。 今回は、切り替わった後も特に変化が見られないのでこのままかもしれませんが、 もうしばらく注目してください。 やがて、コロナホールの影響も始まる可能性があります。 明日くらいではないかと予想しています。 SOHO EIT195では、やや見にくくなりましたが、西側へだいぶ回っています。 現在の磁気圏は静穏です。 AE指数は小さな変化が一時的に起きていた程度です。 太陽も穏やかです。 西側の1050黒点群は消えた様です。 1051黒点群だけが、ぽこっと丸い姿を見せています。 勢いはなくなりましたが、ともかくこれで2月はずっと黒点が見えていたことになりそうです。 そうなれば、2007年1月以来、3年ぶりの記録になります。 正式な結果は、SIDCの発表を待ちましょう。 SOHO EIT195による、太陽コロナ。28日10時半(世界時28日1時半)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHOによる太陽の可視光写真。1051群だけになったようです。 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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