宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2010/ 2/27 10:49 更新 太陽風、磁気圏ともに穏やかです。太陽も静かな状態です。 担当 篠原 太陽風の速度は340km/秒へ下がり、一段と穏やかな風になっています。 磁場強度も4nTと平均的な強さで落ち着いています。 南北成分は、弱い北寄りが続いています。 このため磁気圏への影響は小さく、AE指数はほとんど変化していません。 27日周期の図で前周期を見ると、 1月31日くらいから、速度が高まる変化が見られています。 ちょうど今日くらいから、この期間の回帰が始まります。 SOHO EIT195では、中央部の南寄りに見える淡いコロナホールは、 太陽の中心線を過ぎて、西側に回っています。 ここからの影響が、明後日くらいにやって来る可能性があると考えていますが、 前周期のように、もう少し早いタイミングから太陽風に変化が始まるかもしれません。 その点にも注目してみてください。 太陽では、南西(右下)の1050黒点群は消えそうな大きさになっています。 一方、北東(左上)の1051黒点群も、ぽつんとかたまりがひとつあるだけです。 活動はどちらも穏やかで、GOESのX線の強度は引き続き低下の傾向にあります。 SOHO EIT195による、太陽コロナ。27日10時(世界時27日1時)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHOによる太陽の可視光写真。1050、1051群が見えています。 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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