宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2010/ 2/25 10:03 更新 1051黒点群が見えてきました。低速の太陽風が続き、概ね静穏です。 担当 篠原 やはり、太陽の活動度は上がっている様です。 昨日の1050黒点群の出現に続いて、今日は、東の端から1051黒点群がこちら側に現われました。 1049黒点群が西に傾いた頃は、無黒点に戻るかとも思ったのですが、 すぐに次の領域が現われてきます。 いよいよ2月は、3年ぶりに1カ月を通して黒点が見えた月になりそうです。 黒点はありますが、フレア活動は穏やかです。 Bクラスの小さな変化が見られる程度です。 新しい1051黒点群も、現在は小さな変化が起きているくらいです。 どんな活動領域なのか、しばらく注目してみましょう。 太陽風は、速度が350km/秒付近に下がり、低速風に戻っています。 磁場強度も4nTとやや弱めになっていて、太陽風は穏やかです。 磁場の南北成分は、数時間おきに北や南に振れています。 そのため、小規模ですがオーロラ活動は度々見られているようです。 AE指数には小さな変化が記録されています。 SOHO EIT195では、太陽の中心付近を南北に、 ぼんやりとコロナホールのような薄暗い影が見えています。 27日周期の図で、前周期の2月1-3日あたりに見えていた速度の高い領域が、 このコロナホールらしき場所と対応するのかもしれません。 今日、明日は、穏やかな太陽風が続くと思いますが、 以降、速度の上昇が再び発生する可能性があります。 SOHO EIT195による、太陽コロナ。25日5時(世界時24日20時)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHOによる太陽の可視光写真。中心やや南西に1050群、東端に1051群が見えます。 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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