宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2010/ 2/26 12:39 更新 300km/秒台後半の穏やかな太陽風が続いています。太陽の活動も静かです。 担当 篠原 太陽風は、300km/秒台後半の穏やかな状態が続いています。 現在の速度は、380km/秒です。 磁場強度が、3nTから7nTへやや強まる変化をしましたが、 その後5nTに戻っています。 途中、6時間ほど、南北成分が北から南にすぱっと切り替わる面白い変化が見えています。 データが正しいのだろうかと、疑ってしまう気持ちもあるのですが、 AE指数を見ると、この南向きに対応するように、変化の強まりが一時的に観測されています。 従って、実際に磁場が南向きになっていたようです。 規模としては小さな変化です。 SOHO EIT195では、中心から南側にコロナホールの薄暗い領域が見えています。 昨日は南北に伸びるように見えたのですが、今日の写真では東西の広がりが目立ちます。 太陽の中央線を通過したところなので、 これから3日後くらいから、太陽風に影響がやって来るかもしれません。 27日周期の図で前周期の変化を見ると、 明日以降、太陽風速度の高まりが始まる可能性もあります。 しばらく注視していきましょう。 太陽は、1050、1051と2つの黒点群が見えています。 どちらも穏やかの様で、フレア活動は見られません。 GOESのX線グラフは、全体の強度がゆっくりと下がっています。 SOHO EIT195による、太陽コロナ。26日12時半(世界時26日3時半)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHOによる太陽の可視光写真。西に1050群、東に1051群が見えています。 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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