宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2010/ 2/22 09:20 更新 太陽風は穏やかで、磁気圏も静穏です。太陽も静かです。 担当 篠原 太陽風の速度は、370km/秒まで下がったところで落ち着いています。 磁場強度も6-7nTと若干強まった状態で安定していて、 太陽風のグラフはほとんど変化のない図になっています。 磁場の南北成分だけが、北寄り一辺倒だったのが、ちらちらと振動するようになって、 その影響で小さなオーロラ活動が発生しているようです。 AE指数の図の中ほどに、100〜200nTの小さな変化が見えます。 全体的には静かな状態です。 このまま4〜5日くらいは過ぎていくのではないでしょうか。 太陽も一休みが続いています。 活発だった領域が次第に太陽の向こう側に回り、 活動的な領域が少ない面がこちら側に広がってきています。 現在の太陽は、活動の表側と裏側があるかのように、活発な領域が一方に偏っています。 太陽の東西に広がってきた2機のSTEREO衛星で比較してみましょう。 今日の1枚目の写真を見てください。 左がBehind、右がAheadの同時刻の写真です。 これまで地球を向いていた面を見ているのがAheadです。 ここは、北半球側を中心に、明るい活動領域がずらっと並んでいます。 一方、これから地球に向かってくる面を見ているのはBehindです。 こちらも活動的な領域が無いわけではないのですが、 どれも規模は小さく、右の写真と比べると、全体的に穏やかな印象を受けます。 STEREOのページには、2枚の写真を使った平面図も掲載されています。 この衛星のお陰で、今は、太陽のほぼ全体を見渡すことができています。 2機のSTEREO衛星による、太陽の右側と左側の比較。2月22日3時(世界時21日18時) (c) NASA, 作図:宇宙天気ニュース SOHO EIT195による、太陽コロナ。22日5時(世界時21日20時)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHOによる太陽の可視光写真。1049黒点群が見ています。 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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