宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2010/ 2/21 09:56 更新 太陽風は400km/秒台を割りました。磁気圏は静穏です。 担当 篠原 太陽風の速度はゆっくりと下がり、450km/秒から380km/秒と低速風に変わりつつあります。 一方、磁場強度は6nTとわずかですが強めの状態が安定して続いています。 速度と連動した変化は見られません。 そして、磁場の南北成分は、見事にずっと北を向いています。 このため磁気圏はとても静かで、AE指数は全く変化していません。 太陽風は、このまま低速の状態が続くと思われます。 SOHO EIT195を見ると、太陽の南極に大きなコロナホールが広がり、 その一部が低緯度側に伸びています。 4〜5日後くらいに、ここからの影響が地球までやって来るかどうかです。 緯度が(南極側に)だいぶ高いので、地球までは及びにくい場所ではあります。 27日周期の図より前周期を参考にすると、これから1週間近くは低速状態と予想されます。 太陽は穏やかです。 X線のグラフでは、ぎりぎりでB1に達する程度の変化しか現れていません。 1049黒点群は見えていますが、穏やかです。 SOHO EIT195で、南東(左下)に明るく光っている活動領域付近を見てください。 暗いガスの帯(フィラメント)が見えています。 なかなか規模が大きいようですが、この後、噴出したりするでしょうか。 太陽の中心付近で発生すると、地球へも影響がやって来る可能性があります。 SOHO EIT195による、太陽コロナ。22日9時半(世界時21日0時半)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHOによる太陽の可視光写真。1049黒点群が見ています。 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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