宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2010/ 2/20 11:35 更新 太陽風は450lkm/秒とやや高速です。太陽は穏やかです。 担当 篠原 太陽風は、速度450〜500km/秒とやや高速の状態が続いています。 今日に入ってやや下がり気味に見えますが、まだ450km/秒のレベルです。 磁場強度も、6〜7nTとやや強めのままです。 磁気圏は概ね静穏です。 これは、磁場の南北成分がほとんどの時間で北を向いていたためでしょう。 ACEの図の中ほどに、一時的に南北に振れている時間帯がありますが、 それに対応してAE指数にも300nTの小さな変化が観測されています。 太陽風の磁場強度と速度が強まっていても、磁場の北寄りが続けば磁気圏は静穏です。 磁場の傾向が南寄りに変われば、オーロラの活動が始まります。 現在の様に太陽風の状態が高まっている間は、 オーロラ観望では、磁場の傾向の変化を期待して待ってみるとよいでしょう。 これから太陽風の状態がどうなるか、なかなか読みにくい状況です。 太陽風の様子では、まだ、現在程度の速度が続きそうに思います。 しかし、SOHO EIT195の太陽コロナにコロナホールは見られないことや、 27日周期の図で前周期はずっと低速風の期間でしたので、 基本的には低速風に戻る傾向にあるでしょう。 太陽は、穏やかな状態が続いています。 1049黒点群だけが見えていますが、規模はやや小さくなっているように見えます。 EIT195では、東端にもっと明るい領域がありますが、黒点はなく、 特にフレアの活動も起こしていないようです。 SOHO EIT195による、太陽コロナ。20日11時半(世界時20日2時半)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHOによる太陽の可視光写真。1049黒点群が見えるだけです。 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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