宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2010/ 2/19 09:33 更新 太陽風の磁場がまた強まり、速度もやや上がっています。 担当 篠原 太陽風の磁場強度の高まりが、なかなか終わりません。 昨日からは、また新しい変化が始まったようで、 磁場強度は再び10nT近くに強まっています。 太陽風の速度も450km/秒とやや高速の状態に上がっています。 ここしばらく太陽の活動が続いていたので、太陽風の変動も連続的になっていて、 どれがどの変化によるのか、分からなくなっています。 しかし、太陽が静かになり、これらの変化もそろそろ終わるでしょう。 もうしばらく現在の太陽風の変化を見続けてください。 磁場強度が強まっていることで、オーロラ活動も強まりやすい状況になっています。 南北成分が南を向くだけで、-5nTくらいの変化がすぐに発生するのです。 AE指数では、300〜500nTの小規模の変化が2回ほど見えています。 速度があまり高くないため、規模は大きくなりませんが、観望にはチャンスです。 太陽の活動は、落ち着いたままです。 黒点は、中央部の1049黒点群が見えるだけで、1046、1048群は分からなくなっています。 X線のグラフも、フレアの変化がなくなって、ほとんど直線になっています。 南半球では、東端から活動的な領域が上がってきましたが、 現在の可視光写真では、白斑が見られるだけです。 STEREO Behindを参考にしても、これからすぐに回ってくる活動領域などはありません。 SOHO EIT195による、太陽コロナ。19日2時半(世界時18日17時半)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHOによる太陽の可視光写真。1049黒点群が見えるだけです。 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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