宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

 
当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (09:06)
太陽フレアは静かです。
太陽風南向き磁場がやや強くなっています。
磁気嵐がやや発達しています。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
2/17 --- ---
2/16 --- ---
2/15 10:05 C1.9

黒点  2/16 (NOAA)
磁場 フレア
1046 4 β ---
1048 3 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
09:03 347 -4.5
-2 h 348 -6.5
-4 h 346 -1.8
-6 h 344 -3.4
-8 h 313 -0.7
-10 h 306 -1.7
-12 h 297 +3.3

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
08:59 -41 -1/ 4
-2 h -33 2/ 5
-4 h -34 6/ 8
-6 h -33 9/ 7
-8 h -35 7/ 4
-10 h -34 3/ 4
-12 h -37 -2/ 10

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 3x10^0
2/17 0.4 1x10^1
2/16 0.5 1x10^1
2/15 0.6 2x10^1
2/14 0.5 2x10^1
2/13 0.8 2x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期 (NICT)
短期太陽風電子
太陽黒点 (SOHO)
太陽X線 (GOES)
活動領域 (NASA)
EIT284 (SOHO)
EIT195 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
昭和基地 (NICT)
オーロラ帯 (CARISMA)
Alaskaカメラ (SALMON)

情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの全リスト)
2010/ 2/12 08:22 太陽のフレア活動は穏やかです。太陽風はゆっくりと弱まっていて、オーロラも穏やかです。
2010/ 2/13 12:30 中規模フレアが2回発生し、太陽は活動がやや強まっています。太陽風は穏やかです。
2010/ 2/14 10:34 小規模フレアを起こしながら、1048黒点群が上がってきたようです。太陽風は低速が続いています。
2010/ 2/15 10:02 太陽風の磁場が大きく南を向いています。一時的に磁気圏が活動的になりそうです。
2010/ 2/16 08:45 太陽風磁場の強まりは続き、強い南向きのために、磁気圏活動が強まりました。
最新のニュース

2010/ 2/17 09:06 更新
太陽風磁場の強まりは続いていますが、影響は弱まっています。

担当 篠原

CMEの影響で、10nTレベルに強まっていた太陽風の磁場強度は、
一時的に弱まったりしながらも、依然、8nTとやや強まった状態を保っています。

LASCO C3の動画を見ると、太陽では、14日から15日にかけても、
CMEの吹き出しが何度も見えています。
これらの影響など、もうしばらく太陽風の変動は続くかもしれません。

ただし、速度は350km/秒ほどと低速の状態です。
磁場の南北成分が南寄りに推移しているため、磁気圏活動は続いていますが、
規模は小規模に留まっています。
昨日のAE指数も、200nT前後の小さな変化はいくつも見えていますが、
まとまった変化は、500nTの高まりが1度見られた程度です。

シベリアの3日間の磁場変化を見ると、図の中央部の一昨日は大きく変化していますが、
右側の昨日の変化はだいぶ小さくなっています。
それでも、アラスカのライブカメラでは、昨夜もきれいなオーロラの動きが見えていました。

沖縄の磁場変化は、-50nTの減少まででした。
磁気嵐は、小規模の変化で落ち着いています。

太陽風の変化がどこまで続くか、
太陽のフレア活動が一段落しているので、太陽風の変化も終息の方向にありますが、
引き続きACEのデータやオーロラの活動に注目してください。


その太陽では、西側の1046黒点群、東側の1048黒点群、
どちらも小さくなり、写真の中でも存在感がなくっています。
X線の変化も、Bクラスの小さなフレアが1度起きただけです。
太陽も、一旦お休みというところでしょう。



SOHO EIT195による、太陽コロナ。17日8時(世界時16日23時)。
(c) SOHO (ESA & NASA)


SOHOによる太陽の可視光写真。1046黒点群と1048黒点群は弱まっています。
(c) SOHO (ESA & NASA)


ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



シベリアで観測された3日間の磁場データ
右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) NICT



沖縄の磁場擾乱
下へ下がるほど、擾乱が発達している事を意味します。
(c) NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) NICT
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC





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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。