宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2010/ 2/17 09:06 更新 太陽風磁場の強まりは続いていますが、影響は弱まっています。 担当 篠原 CMEの影響で、10nTレベルに強まっていた太陽風の磁場強度は、 一時的に弱まったりしながらも、依然、8nTとやや強まった状態を保っています。 LASCO C3の動画を見ると、太陽では、14日から15日にかけても、 CMEの吹き出しが何度も見えています。 これらの影響など、もうしばらく太陽風の変動は続くかもしれません。 ただし、速度は350km/秒ほどと低速の状態です。 磁場の南北成分が南寄りに推移しているため、磁気圏活動は続いていますが、 規模は小規模に留まっています。 昨日のAE指数も、200nT前後の小さな変化はいくつも見えていますが、 まとまった変化は、500nTの高まりが1度見られた程度です。 シベリアの3日間の磁場変化を見ると、図の中央部の一昨日は大きく変化していますが、 右側の昨日の変化はだいぶ小さくなっています。 それでも、アラスカのライブカメラでは、昨夜もきれいなオーロラの動きが見えていました。 沖縄の磁場変化は、-50nTの減少まででした。 磁気嵐は、小規模の変化で落ち着いています。 太陽風の変化がどこまで続くか、 太陽のフレア活動が一段落しているので、太陽風の変化も終息の方向にありますが、 引き続きACEのデータやオーロラの活動に注目してください。 その太陽では、西側の1046黒点群、東側の1048黒点群、 どちらも小さくなり、写真の中でも存在感がなくっています。 X線の変化も、Bクラスの小さなフレアが1度起きただけです。 太陽も、一旦お休みというところでしょう。 SOHO EIT195による、太陽コロナ。17日8時(世界時16日23時)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHOによる太陽の可視光写真。1046黒点群と1048黒点群は弱まっています。 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 沖縄の磁場擾乱 下へ下がるほど、擾乱が発達している事を意味します。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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