宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2010/ 1/31 11:22 更新 太陽風の速度は440km/秒にやや上がっています。1043黒点群が出現しました。 担当 篠原 太陽風の変化は、思ったよりも大きくなり、 昨日のニュース以降も、磁場強度は5〜10nTとやや強まった状態が続き、 速度は440km/秒とやや高めになっています。 ただし、変化の規模としては小さなものです。 この様な時は、27日周期の図を見ると全体的な変化がつかみやすくなります。 磁場の南北成分は、数時間おきに南北に振れています。 その影響で小規模のオーロラ活動が度々発生しています。 AE指数で200〜300nTほどの小さな活動です。 太陽に目立ったコロナホールは見られないので、 太陽風が、更に大きく強まるということはないでしょう。 磁場強度は5nTをやや超えるくらいを保っていますから、 もうしばらくは速度が上がるかもしれません。 基本的には、太陽風は今後も穏やかな状態が続くと思われます 太陽では、1041黒点群が見えなくなり、北東に新しい1043黒点群が出現しました。 太陽は無黒点には戻らなかったようです。 X線の強度はやや上昇していますが、フレアの変化は見られず、 今のところ、1043群の活動は穏やかです。 今日は、GOES 14のX線写真を掲載します。 左上に1043黒点群の光が見えます。 STEREO Behindで見えていたコロナホールは、まだ東端の向こう側です。 GOES 14による太陽のX線写真。1043黒点群が北東で光っています。 (c) NOAA/SWPC SOHOによる太陽可視光写真。1041黒点群は見えなくなり、1043黒点群が現われました。 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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