宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2010/ 1/27 08:36 更新 太陽風は低速で、磁気圏も静穏です。1041黒点群は縮小しています。 担当 篠原 SOHOの可視光写真の異常は、一時的なものだったようです。 現在は正常に戻っています。 太陽の中ほどに見える1041黒点群は、昨日よりも小さくなっています。 目立った活動もしなくなり、黒点としても縮小しているようです。 もうひとつの1042黒点群は、西の端に消えていきました。 この黒点群は少し活動度が上がったようで、 GOESのX線データで、Bクラスの小さなフレアが観測されています。 STEREO Aheadの動画でも、その様子を見ることができました。 地球からは太陽の向こう側に回ってしまったので、今後の影響はありません。 太陽風は、昨日と変わらず、360km/秒前後と遅めの速度で安定しています。 磁場強度も、4〜6nTと平均的な強さが続いています。 4日半ほどこの状態が続いています。 太陽風の磁場は、0nTから北寄りに推移するようになり、 オーロラ活動はおとなしくなっています。 AE指数で100nTほどの小さな変化が見られる程度です。 今後も低速の太陽風が続くでしょう。 オーロラ活動については、南北成分が南寄りになれば、小規模の活動が期待できますが、 今日のように北寄りに推移すると、とても穏やかになってしまいます。 27日周期の予想では、次の太陽風の変動の始まりは、2月7日頃になりそうです。 10日ほど先のことです。 SOHO EIT195による太陽コロナ。27日6時半(世界時26日21時半)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHOによる太陽可視光写真。1042黒点群は西に没しました。 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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