宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2010/ 1/30 11:21 更新 1041黒点群は小さくなりました。太陽風は低速で、穏やかです。 担当 篠原 1041黒点群は、一段と小さくなっています。 向こう側へ回るよりも先に消えてしまうかもしれません。 太陽の活動はたいへん静かです。 1041黒点群の弱まりとともに、X線の強度は下がっています。 今日もSTEREO BehindのEUVI195コロナ写真を掲載していますが、 この写真では、太陽の東端に明るい領域が見えるだけです。 この領域が上がってくるまでの5〜6日間は、 黒点のほとんど見られない状態が続きそうです。 太陽風は、速度350km/秒と低速風で安定しています。 磁場強度も5nTと平均的な強さを保っています。 これまでは磁場の南北成分も概ね北寄りで、このため磁気圏も静穏でした。 太陽風の最新の部分では、磁場強度が8nTほどに上がり、 南北成分が南北に大きく振れたりしています。 この傾向が続くと、オーロラがやや活動的になるかもしれません。 ただし、高速風などの変化にはならないと思われますので、影響は限定的でしょう。 STEREO Behindの写真では、コロナホールの姿が見やすくなってきました。 STEREO Behindによる太陽コロナ。地球よりも5日ほど先の太陽を見ています。 (c) NASA SOHOによる太陽可視光写真。1041黒点群は小さくなっています。 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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