宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2010/ 1/26 11:16 更新 太陽の活動は穏やかです。太陽風は低速ですが、小規模のオーロラ活動が発生しています。 担当 篠原 SOHOの可視光写真が変な状態になっています(最新の写真は更にひどいです)。 機器の故障でなければいいのですが。 太陽の活動は更に穏やかになっています。 昨日は、Bクラスの変化すらほとんど見られなくなりました。 太陽は、この後も穏やかに推移しそうです。 X線の観測では、今朝、Bクラスの小さな変化が発生していて、 この変動が続くかどうかというのも、今後を見るための指標となるでしょう。 太陽風は、昨日からほとんど変わらず、速度370km/秒とやや低速の風が続いています。 磁場強度は、4〜6nTの間にあり、平均的な状態です。 磁場の南北成分は、一方的な南向きから、 南北に数時間置きに切り替わるようになっています。 そのため、南を向いた頃にオーロラ活動が発生するという変化をしています。 太陽風を測っているACE衛星は、 地球から150万kmほど太陽寄りに離れて飛んでいます。 そこから地球まで、今日のような370km/秒の風だと1時間10分ほどかかります。 従って、ACEと地上のデータを比べる時は、 この時差も意識して見ると見やすくなります。 オーロラの活動度を示すAE指数は、200〜400nTと小規模の変化です。 速度が遅めなので、この程度の変化になっています。 遅い太陽風はまだまだ続きます。 27日周期の図では、前周期の速度のグラフはずっと低速です。 SOHO EIT195による太陽コロナ。26日8時半(世界時25日23時半)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHOによる太陽可視光写真。1041黒点群と、1042黒点群が見えています。 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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